7月末に剣山へキレンゲショウマのお花見に行く、その4、キレンゲショウマは花が傷んでました
刀掛けの松からしばらく一の森方面へと歩いていると、行場への下り口があります。行場にキレンゲショウマが自生しているのですが、もう15年ぐらい前から、花の時期は見物客が沢山押し寄せるので、一方通行になりました。行場は石灰岩の岩場を下るので、足元の悪いところが多いし狭いしで、そこを登りの人と下りの人がかわすのは危険だったからでしょう。ところが最近剣山へ来る人は若い人が多く、皆さん、キレンゲショウマのことを知らないので、行場へ来る人が少なくなっているのです。その日も、そのためか一方通行にはなったなかったので、私とKさんも10年ぶり以上でその道を下ってみることにしました。
下る前にふと、その上の岩場を見上げてみると、なんとソバナが咲いています。

↑人も行けないけど、シカも入れない場所にソバナが綺麗に咲いてます。
昔はキレンゲショウマ自生地周辺にもソバナが時々咲いていたけど、最近は見ることも無くなったのです。

ソバナの近くにはこれまた剣山では見たことのないヤマブキショウマか何かが咲いてました。
これも、昔は普通に咲いていたのがシカに食べられて無くなってしまったのだと思います。
こういう場所にしか残ってないのだなぁとあらためて感じました。
一度絶えてしまった花が元どおりになるとは思えないので、シカが日本の野山に与えている影響はほんとに大きいと思います。四国では今は石鎚のすぐ近くにまで、シカの食害が迫っています。

行場への下り口にはキツリフネも一輪だけ咲いていました。

ミゾホオズキが二輪。

ツルギハナウドですね。

これはメタカラコウ・・・

少し下ってきたら、道の両側にキレンゲショウマの群生が見えます。
これは道の下の方の群生地で、群生の向こうには白い石灰岩が見えています。
まだまだ蕾ばかりです。

そして道の上の方の群落を見上げると、咲いてはいましたが、なぜか咲いた花の花冠の縁が茶色く傷んでいます。これはたまたま咲き終わりの花かな?と思って他のを見てみたら・・・・

どれもこれも咲いている花は縁が茶色く傷んでいます。

これもそうですね。蕾はいつもと変わらず可愛いのですが、花はずべて傷んでいました。
これは剣山に雨が降ってなくて、乾燥しすぎているせいとしか思えません。
もう一か所の群落があるので、そちらはまだ綺麗に咲いているかもしれないと、気を取り直して進みます。

対照的にギンバイソウのほうはなかなか綺麗に咲いていました。

キレンゲショウマ自生地は、ほかの場所が晴れていても、そこだけはいつもガスが漂っているような場所だったはずですが、この日は青空が見えていて、木々の合間から赤帽子山らしき山がしっかり見えています。
20回は来ているキレンゲショウマ自生地ですが、こんなことは初めてでした。
コメント