ちょっと久しぶりの芋炊き山行、その1、急に話がまとまって

11月末から12月初めにかけては山登りはせずに、花散策に行ってしまいましたので、ちょっとの間山歩きから遠ざかっていました。

山仲間のRさんが忙しかったこともあったのですが、12月に入ってからRさんも時間が取れるようなので、天気の良さそうな日に庄内半島の横峯山にでも案内しようかなと思いました。Kさんに連絡したら、Kさんも参加されるとのことなので、3人集まるならば12月でもあるし、プチ忘年山行ということで、芋炊き参考にしようかなと思いつきました。博智山から入れば、八畳岩という絶景の岩が近いし、岩場ならプリムスで火を焚いても安心だからです。

12月5日、現地詫間のスーパー駐車場に9時集合としました。

野菜などは前もって私が自宅で切っておきジップロックに入れて持参しますが、芋炊きのたれやお肉は集合場所のスーパーで現地調達します。ちょっといいお肉でも一人当たり1000円も出せば、結構、買えます。

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↑当日の八畳岩からの眺めです。

ここには今まで3~4回は来ていますが、いつ来ても素晴らしい眺めですね。

さて、買い出しが終わったら、Rさんの車と私の車で、下山予定の大浜の船越八幡へと向かいました。

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↑9時40分ごろ、船越八幡に到着しました。

3人で、先にお参りをします。船越八幡は2年前に縦走した時にも車を駐車させてもらいましたが、由緒ある立派な神社です。

お参りの後、私の車はデポして、Rさんの車に乗り込んで博智山登山口へと向かいます。

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↑10時12分、博智山登山口に着きました。

何度も来ているのに、駐車場の様子が思い出せず、ちょっと手間取りました。

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登山口には大きなカクレミノの木があって、黒い実をつけています。

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カクレミノの実って珍しいと思います。私は見るのはこれが二度目です。

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ほかにもサネカズラの赤い実もあって、これは高知でたくさん見てきたばかりです。

香川でも海岸に近い山に多いですよね。

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何と、まだ咲いているアキノタムラソウ。

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10時17分、登山口を歩き始めました。

八畳岩までは30分もあれば着きますが、お昼にはまだ早い時間なので、この日の朝は抜いてくるか軽めにしてくださいと連絡してあります。

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登り始めたら、ヤツデの木の花が咲いていました。

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ここが博智山ではいちばんの急登で、ロープや手すりがつけられていて至れり尽くせりです。

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道沿いにはビワの花がもう咲いてました。

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ちょっと登っただけで、塩生山(はぶやま)が見えます。

アベマキなどの紅葉がいい感じです。

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この山域は整備が行き届いていて、ベンチは至るところに設置されてますが、最近はテーブルまで設置されているようです。

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何故か馬の張りぼて??が登山道沿いにあって、これは何だろう?と思ったら博智山の名前を博打に引っ掛けて、競馬やパチンコにちなんだものを置いてあるようです。

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途中、展望所があって、瀬戸内海の島々が良く見えます。

ここに写っている島の山はほぼ登りました。

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スロット岩なるものもあります。

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これは博打に関係あるのかないのか?風神岩や雷神岩もありました。

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見覚えのある、広場に出たと思ったら、ここは国旗掲揚台なのかな?

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岩場の上で展望を楽しむお二人。

塩生山がもう眼下になりました。

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↑10時48分、八畳岩に着きました。

ここで芋炊きを作ります。

ところがここで、問題発生。この日は私もRさんもプリムスのガスボンベを持参していて、二つも持ち上げなくてもいいので、Rさんがボンベを、私がプリムスの本体を持ち上げたのですが、ボンベの中のガスが残り少なくなってるのが発覚。さて、芋炊き・・・・無事に出来上がるでしょうか?

コメント

keitann様 こんにちは
芋「焚き」と言う言葉は東北地方で使う芋「煮」と同じ意味なのでしょうか?
使う芋は里芋で、食べる肉は牛肉ですか? 醤油味で行くのか味噌味で行くのか興味があります。
ガスの残量が少ないというのはちょっと気がかりですね。しかし、次のページで腹いっぱいまで持って行けたようですので良かったですね。
(ああいう場所ではよく器をひっくり返したりしがちですね。)
さて、肝心の山歩きでは中部地方でも見慣れた植物がたくさん出て来ました。
山道の落ち葉の様子も懐かしく拝見しました。
天気が持つといいですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

炊くという言葉は西日本では煮ると同じ意味合いで使われます。
例えば、カレーを炊くなんて風にも使いますよ。
この時は市販の芋炊きのたれ(そういう名前で売られています)を持参したので、そのまま
使わせていただきました。たれと食材を担いでいくだけで、手軽に山中で食すことができるので
冬場は芋炊き山行と称して、時々楽しんでますよ。
市販のたれですが、しょうゆ味でちょっと甘めのお味が牛肉とよく合います。
本場山形の芋煮は有名ですが、石鎚へ行く途中にある西条市の加茂川の土手でも秋になると
芋炊きが催されますよ。西条は里芋の名産地なんです。
ガスは何とかもってくれて、お肉は十分美味しく炊けました。
その後のコーヒーのお湯を湧かすのにも使えましたよ。
瀬戸内海に突き出た半島の先端の山ですから、天気も内陸部より良かったようで、快晴とは
いきませんでしたが、まずまずのお天気に恵まれました。

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