初めての黒笠山に津志嶽から縦走で登る、その7、荒れた登山道を何とか下りました

下山開始は14時52分。

さて、何時に下山できることやら?まぁ、この季節だから暗くなることはないでしょう。

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↑高所恐怖症の人なら怖いかもしれないロープ場。

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↑慎重に下るRさん

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コメツツジの花が早くも咲いてました。

7月の花と思っていたんだけど?

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15時6分。稜線の道標のところまで戻ってきました。

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15時17分、津志嶽から歩いた尾根伝いの道との分岐まで下ってきました。

勿論、道標も赤テープも何もありません。

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登山道は尾根から斜めに下っていきます。

ちゃんと赤テープがありますね。

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おまけに「登山道」という札もかかっています。

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分岐の直下のところが、ガレ場になっていました。

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しばらく下ると建物が見えてきて、これは黒笠神社に違いありません。

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15時28分、神社は閉ざされていましたが、正面に回り無事の下山を祈りました。

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神社からしばらく下ったところは、こんなに荒れています。

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話に聞いていた渡渉が始まりました。

こんな枯れ沢の渡渉が10度近くあります。

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上の方でシカの鳴き声が聞こえたので、見上げると2頭のシカ。

こちらを見ています。

彼らにしてみれば、私たちは侵入者なんでしょうが・・・・

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16時32分、1時間半ほど下ったので、ここいらで一服するとします。

もう枯れ沢の渡渉も終わったようですし・・・・

赤テープがずっとあるので、下り道で迷う心配はありませんでした。

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休憩後すぐに、オオバアサガラの花が目につきました。

近づいて撮影します。アサガラの花は何度か見ていましたが、オオバアサガラはこれが今季初めてでした。

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オオバアサガラの近くにはサルナシの蕾もありました。

例年、もう少し早く花を見ていると思うんですが・・・

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かなり下ってきたところで、フタリシズカの花が咲いてました。

津志嶽の登りでは、もう花が終わった株しか見なかったんですけど、こちらの下りで見られて良かったです。

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林道まで1,6キロという道標が出てきました。

あと30分ぐらいかな?

このあたりになると,道も荒れてはいません。

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17時8分、上の方に建物が見えて、黒笠神社の下社?

ここはさすがにお参りにはいきませんでした。

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下には木の鳥居もあります。

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林道迄あと少し。

ここから下は、集落の人が歩く道や林道などが入り乱れてついているので、適当に下っていきました。

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民家の跡にはジギタリスの花が咲いています。

廃屋となった民家のすぐ傍をシカが5頭ほども横切っていました。

ピーピーと警戒音を出しながら走っていきました。

無人の集落は今ではシカの運動場となってるようです。

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私の車が↓に見えてきました。ズームして撮影しています。

やれやれ、何とか下って来たようです。

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綺麗な沢のほとりへと出てきました。

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振り返ると、ジギタリスの群落。

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17時32分、車をデポした駐車場へと下ってきました。

2時間40分の下りでした。

まだまだ明るいうちに下ってこられてほっとしました。

車をデポした直ぐ後に、高松から来られたという単独男性が白井から黒笠に登られたはずですが、さすがに車はもうありません。

安堵の気持ちを感じながら、久薮へ車を回収しに向かいました。

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↑18時過ぎには久薮へと車回収しに来ました。

車の移動時間は30分ですから,配車はずいぶん楽な縦走でした。

また、香川の自宅へ帰るにも見ノ越よりずいぶん近いので、香川県人には比較的アクセスが楽なルートでした。

未踏のままだった黒笠山に、白井からピストンするのはあまり面白くなさそうでしたが、津志嶽からの縦走を選択したおかげで、印象的な歩きとなりました。付き合ってくださったRさんに感謝ですね。

コメント

keitann様 無事に下山できましたね。
山の頂から2時間40分のくだりは最終場面としてはかなりのハードワークではなかったですか。
ジギタリスが群れ咲いて居たり、無人の部落となっている場所に鹿が当たり前のように(居ついて)いたりして、昭和を生きてきた人間には辛いようなフィナーレとなりましたね。

ネット地図を画面に固定してずっとこの山行に”同行し”楽しませていただきました。
小生的に一番印象に残ったのは津志~黒笠までの道なき稜線歩きのスリルでした。
結構嵌りながら全篇読ませていただきました。 ありがとうございました。

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初めての黒笠山に津志嶽から縦走で登る、その6、岩場を何とかやり過ごし山頂へ

最近の散策から、スズサイコ