2024年春の成羽天神山、その1、

高知の山仲間のAさんと飯野山を下山した後、次の週末は岡山のカタクリが丁度いいかもねと話したりしました。というのもその前の週末に仙台から帰省していた親友を岡山に案内したのですが、その折にカタクリ自生地に行ったところ、カタクリが丁度見ごろのようだったのです。と言ってもその日は曇り、咲いている花は少なかったですが、晴れれば満開になるに違いないです。

というわけで、散策だけでは勿体ないので、朝一番に天神山にも登ることになりました。高松の山仲間のRさんにも了解を得て、3月30日の朝6時に坂出の某所に集合と決まりました。

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↑私はこれが5度目の天神山で、花が咲いているであろう3月の天神山はこれが3度目です。それ以前はセツブンソウ散策のついでに来ていましたので、花はほとんど見てませんでした。

因みに3度目の2021年は3月27日、4度目の2022年は3月20日に来ています。今回はいちばんい遅いはずなのですが、今年は3月の寒さのせいで花の開花が遅れています。さて、どうなんでしょう?

↑これは天神山の5合目より上でかろうじて咲いていたミヤマカタバミです。

さて、坂出を順調に6時に出発します。総社インターで下りて後は下道で登山口へ。道中、桜の咲き具合のチエックに余念がありませんが、ヤマザクラは木によっては満開、ソメイヨシノは一部咲ぐらいでしょうか。それでもその日の香川の桜よりは良く咲いてました。

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↑これは2021年の道中の桜で、この時は綺麗でしたが、その日の朝は菜の花が水面に映り込んでいるだけでした。やっぱり花は遅れてますね。

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↑登山口に着いたのは7時45分ぐらいでしょうか。私たちが一番乗りでしたが、準備をしているともう一台の車が入ってこられました。

↑は下の駐車場で、近くに墓地があるので、墓地の駐車場なのかも?

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準備をして歩き始めたのは7時57分。

いつもより早いです。

空気はちょっとひんやりですが、天気がいいので、登っていると暑いぐらいでしょうね。

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いつも駐車場で会える花・・・・ハクサンハタザオです。今回も咲いていました。

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↑ウスタビガのマユより大きいマユが落ちていました。

どうやらヤママユのマユらしいですが・…ヤママユのマユからできるシルクの着物、貴重ですよね。憧れです。

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ナガバノタチツボスミレなどが道沿いに咲いてましたが、撮影はしませんでした。

上を見ると、アブラチャンの花。

今年はアブラチャンをよく見ました。

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↑フキノトウとフキの葉。

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↑カンスゲの仲間でしょうか

年のせいか、こんなものも綺麗だなぁと思うようになりました。

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歩き始めて5分ぐらいで、一か所だけ、天神山が見える場所があります。

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石仏の辺りは陽射しがあって、早くも暖かいです。

後から来られた男性二人には先に行っていただきました。

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枯葉に交じってセントウソウが咲き始めていました。

春一番に咲くセントウソウです。

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最初に小さな沢を渡ります。

渡るというか、ほんの一跨ぎです。

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早速、ヤマネコノメソウが出てきました。

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ヤマアイもこの山の下の方には多いです。

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ミヤマカタバミは朝早いので、まだ閉じてますが、帰りには開いているかな?

撮影しそびれましたが、この直ぐ後に、ちょっとした渡渉があって、雨の多い日が続いたので、水量が多かったです。誰も落ち込まないでよかったです。(^^;)

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渡渉後は植林隊の中を歩きますが、これが朝早いので、暗いです。

シャッターがなかなか下りず、画像もぶれたのが多かったです。

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今年お初のコチャルメルソウを撮影します。

これも暗くて苦労しました。

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アオイスミレも咲いていて、ここはまだまだ早春だということを感じます。

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↑下山後にすぐログを切り忘れて余分なログがついたので、2年前の2022年に登った時のログです。全く同じルートを歩いています。

コメント

keitann様 こんにちは
天神山という名前は全国にたくさんあって、これは吉備の山なのですね。
遠くにあるので小生は全く行ったことのない場所ですが、大きな見方をすると日本海と瀬戸内海に挟まれた場所であり、割合山深いところなのではないでしょうか?
標高も結構あり、沢筋沿いに高度を上げていく道のようですね。
登るにつれて傾斜も強くなり、登り手のある山ではないでしょうか。
この山で、時間稼ぎをして置けば、カタクリの花が反りくりかえる時間にちょうど良いかもしれませんね。

ぶちょうほう様、こんばんは。
天神山は岡山県にも2座あって、こちらは成羽(なりわ)という町にあるので成羽天神山。
もう一座は東の方にあって佐伯天神山と言って、山城があった山で、両方とも登っています。
岡山は鳥取との県境には標高1100mほどの山がありますが、その他には標高300mぐらいの
低い山がほぼすべてで、その中にあって成羽天神山はまずまずの標高ですね。
山頂直下にはエンレイソウやカタクリなども咲き、4月半ばには楽しめそうな山でした。
この日のメインの目的はカタクリ見物でもあったので、朝一で山登り、そして午後から
カタクリ見物はまことに都合の良いスケジュールでしたよ。

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3月下旬のケスハマソウ散策で見たもの

2024年春の成羽天神山、その2、沢の水量が多い