雲辺寺界隈をみっちり歩く、その5、タマミズキの赤に感動しながら下山
休憩をした場所は西日が暖かく感じる場所でしたが、その後も西からの陽射しが気持ちよい道を下っていたら、黄色い花が見えました。
↑最初はシロモジかと思いましたが、標高が700mまで下がってきているので、ダンコウバイかもしれません。
葉もまだ出てないし、花も十分開いてないので、シロモジかダンコウバイ化の見分けが私にはちょっと難しいです。
とにかく、この場所でだけ咲いていたので、ここはほかの場所より相当暖かいようです。
その後も、お地蔵さまがぼつぼつと出てきました。
上の方にはなかったのですが、下の方になって見られました。
道はしばらく植林帯の中を緩やかに下りますが、勾配がほとんどないので、普通に歩いている状態でした。
少しすると、眼下に伐採地が広がっていました。
遍路道を登っていた時に、この伐採地が見えていたのですが、去年、一昨年は見てないと思うので、ここ一年ほどで伐採された場所のようです。
竜王山方面も伐採がすぎことになってますが、雲辺寺周辺も例外ではないようです。
ここにもお地蔵様・・・・
この後、三角点を見過ごさないように、何度も地図を確認しながら下っていきました。
すると三角点は道から少し西に登ったところにあるようです。
少し登っていくと・・・
16時丁度に、三角点「内野々」に到着。
標高はもう450mまでに下ってきました。
勿論、二人ともここは初めてです。
これで雲辺寺周辺の6つの三角点をgetしたことになります。
ここを過ぎると、地図で見てもかなりの下りになっています。
お地蔵様の周囲にもシダが出てきました。
こんなシダ藪になっているのは里山の標高に下ってきたということですね。
その後、東側の斜面を眺めていると、何か赤いものが見えます。
↑何とか撮影できました。
数年前にも西の方の県境縦走で見かけましたが、その時は何かわからなかったのですが、これはたぶんタマミズキですね。
高知の山で見かけたことがありました。
その後も、時折、タマミズキが出てきました。
もう3月だというのに、まだこんなに赤い実が残っているんですね。
かなり下ってきたらしく、瀬戸内海が良く見えてきました。
16時39分、車道沿いにある登山口まで下ってきました。
2年ほど前に孫たちと雲辺寺を登った時に、ロープウエイ駅に車のナビで案内させたところ、この道を走らされました。その時に、この登山口を見かけていつかはここから登ろうと思っていたのでした。
下山したものの、ここから車をデポした場所まで約2キロの車道歩きが残っています。
車道歩きでは何か花が咲いているかと思いましたが、咲いていたのはナガバノタチツボスミレだけでした。
でも、タマミズキが車道沿いでも綺麗でした。
この周辺は多いのですね。
フキノトウも初初しい感じです。
ヒサカキはもう花が咲いたのが見られました。
これが咲くと春ですね。
車道歩きの最中に夕方5時のサイレンが鳴るのを聞き、もうそんな時間なのかとびっくりしました。
車をデポしたロープウエイの下の駐車場には17時17分の到着でした。
久し振りでした。17時過ぎの下山は。
それに15キロ近くの歩行距離も今年に入って初めてで、予想もしてなかったほど歩いた一日でした。
↑車を回収に行った途中、コンビニから眺めた雲辺寺です。
香川の山の中ではかなり大きな山体と言えるのではないでしょうか。
こんにちは。タマミズキは知りませんでした。西日本に多いようですね。関東には無さそうです。今頃こんな果実が見られるのですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2024年3月24日 (日) 17:21
多摩NTの住人様、こんばんは。
タマミズキは私はたぶん5年ほど前にも県内の山で見ています。その時はタマミズキをまだ知らず、ウメモドキか何かだろうと思っていました。3年ほど前にも見かけたのですが、はっきりとはわかりませんでした。2年ほど前に高知の山で教えていただき、その後、香川の山にもあるということを知りました。
この日も、最後の車回収でも数本見かけました。
本格的な春も近いというのに、こんなに実が残っているなんて、あまりおいしくないんでしょうかね。
投稿: keitann | 2024年3月25日 (月) 23:43