今年の那賀川散策は?その1、セットで登った御在所山
11月の第三週末の直前に今年初めての寒波がやってきました。
なんでも石鎚方面には40センチほどの雪が積もっているらしいです。
となれば霧氷見物にでもと思い、寒風山登山を計画したのですが、あまりにも降りすぎて登山口へのアクセスができるかどうかわからないようです。安全第一ということで、それならばこの時期見ごろのはずの那賀川散策にと。急遽変更しました。
高知の山仲間のAさん、いつもの山仲間のRさん、私の3人で向かいます。
ここのところ、高知の南国で落ち合って那賀川を目指すことが多いのですが、今年も南国に7時に落ち合うことになりました。
↑去年はナカガワノギクなどが今一つだったのですが、今年はどの花も綺麗で咲きそろっていました。
↑は今年初めて撮影した、川に映りこんだナカガワノギクです。
清楚ないい花ですねぇ。
南国から先は、Aさんと私たちとで別々の車で行くかそれともAさんの車に便乗させていただくか、直前まで迷ったのですが、やはりAさんの運転のほうがあちこちを回るにしても、運転技術が違うので、時間短縮になるだろうということで、便乗させていただくことにしました。
いろいろな打ち合わせもしやすいですしね。
那賀川散策だけでは時間があまるので、どこか適当な山はありませんか?とAさんにお願いしてあったのですが、御在所山はどうですか?とのことです。
御在所山は5年ほど前に一度登っていますが、季節も違うし、時間的にもちょうどいいので、それで決まりです。
麓から歩いていては時間がかかるので、林道を車で走り、鳥居のところから歩き始めました。
↑大きな銀杏の木の下に鳥居があって、5年ほど前なので記憶がありました。
歩き始めは何と7時55分。
2時間もかからないでしょうとのことなので、私は小さなショルダーバッグ一つとカメラだけ持って登ります。荷物がなければこっちのものですよね。
しょっぱなから、急な石段が続きます。
相当古い石段なので、下りは転ばないよう気をつけなければね。
両側に、大きな杉並木が見えてきました。
中には直径1mはあろうかという立派な木も何本もあります。
朝日のスポットライトを浴びたヤブムラサキ。
枝打ちをまったくしていないスギの木はこんな風になるんですね。
以前に来た時もそう思った記憶があります。
8時15分、夫婦松のところまで登ってきました。
夫婦ですが、片方が枯れてしまってるそうです。
尻見坂も記憶に残っていました。
急な石段なので、ロープがあります。
登りではお世話になりませんでしたが、下りでは使わせていただきました。
このルート、半分以上が階段ですね。
道の傍らに、眩しい黄金色のブナを発見。
こちらはカエデですが、これも綺麗・・・
思いがけない紅葉狩りができました。
眩いばかりの黄金色のブナ・・・・
黄葉を見るために横の林に入ったので、結局、狛犬は後から見ることに(^^;)
少し登ったら、見覚えのある鷹の狛犬?狛鷹?
これが最後の石段ですが、これまたきつい・・・・
荷物がないからいいようなものの、ザックがあったら、ひーひー言ったでしょう。
上まで登りきると、うっすらと雪がありました。
この前の寒波の影響がここにまであったようです。
山頂直下のツルシキミは蕾と果実の両方が見られました。
8時49分、神社までやってきました。
韮生山祇神社というのですね。
韮生と言えば,カヤハゲから三嶺に行く際の韮生越を思い出します。
手水鉢の水が凍っていました。
さすがに標高1000m超えているだけのことがあります。
今季初の氷を見ました。
神社裏手に山頂標識と三角点があるので、ここで、三角点を囲んで記念撮影でした。
こんにちは。ノギクが川に映り込んでいるのが良いですね。ブナの黄葉は先日高尾山で見てきました。ブナ林という規模ではないですが1本でもなかなか綺麗でした。
投稿: 多摩NTの住人 | 2023年12月10日 (日) 09:17
多摩NTの住人様、こんばんは。
ナカガワノギクは水辺のノギクですから、やはり水と一緒に写すのが雰囲気が出ます。
ここは流れの激しい那賀川本流とは違い、横の方の小さな水たまりと言っても良いかもしれません。
何年もナカガワノギクを写しているのに、こういうショットは初めて撮影しました。
ブナの黄葉は丁度の時期に行き会うと、素晴らしい黄金色が見られますね。
高知は気温が高いので、黄葉も遅かったようで、思いがけず、この時期にも楽しめてラッキーでした。
投稿: keitann | 2023年12月10日 (日) 22:42