2011年以来、12年ぶりでミセバヤを見られた、その6、お目当てのミセバヤは
で、肝心のミセバヤは二か所で見ることができました。
まず見つけたのは紅葉した株でした。
ミセバヤの紅葉は独特の真っ赤な色に染まり、私は二度目にミセバヤを見に小豆島に来た時に見ていて、この色に感激しました。その後、自宅でもミセバヤを育てるようになり、花後の紅葉も花に負けず劣らず素晴らしいと思うようになりました。
なので、この色は遠くからでも目につきます。
実際、この色でなかったら、目に飛び込んでこなかったぐらい、見つけた時は遠かったです。
岩場をよじ登り、近付いたら、まだ開花中の株も1株ありました。
同行の方たちには呆れられましたが、花散策はある種の情熱がないとできません。
もう一か所の場所では、全部で10株ほどの株があったようです。
15年ほど前に見た時は大株もあったし、足元で咲いているよな場所もありましたが、そういう大株や足もとで咲いてるような株は、もうなくなっていました。
ミセバヤは寒霞渓の露店でも売っているし、園芸店でも気軽に買えるような花なのに、盗掘されているとしたら、どういう料簡でそのようなことをするのか、まったく理解できません。
↑まだシベの濃い色が綺麗な株です。
撮影技術が拙いので、うまく撮れないのがつらいです。
大株には会えませんでしたが、久しぶりにこの目で自生のミセバヤを見ることができ、満足しました。
私も、あと何年山歩きができるかわからないような年代になりました。
次の機会はもうないかもしれないので、今年は思い切って小豆島に来てよかったと、心から思いました。
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