矢筈山から初めての石堂山へ歩く、その5、下山はピストンではなく石堂山の西尾根を下ることに
お塔石から眺める紅葉はこれまた素晴らしかったです。
↑近づけないので樹種はわかりませんが、紅葉主体の色合いでした。
↑お塔石の近くにはヤマボウシの実も見られました。
そして、花の極端に少ない山域なのですが、嬉しいことに私の好きなノコンギクが1株だけ咲いていてくれました。
これを撮影したら、石堂山山頂へと引き返します。
いよいよ下山ですが、山頂の道標に「深淵」と書かれた道標があって、どうやら西に伸びた尾根を下れば深淵方面へと下れるようです。yamapの地図にはその道が破線で記載されていました。下山先は以前山仲間の方に教えていただいた県道沿いの場所のようです。
Aさんもyamapを利用されているので、二人が地図を見られるなら大丈夫でしょう。
尾根を500m下った後は車道を500m登り返すことになりそうですが、車道歩き1時間半と見ておけばよいようです。
今から矢筈山まで200mを登り返して同じ道を帰るよりは、違う道を周回したいということで話が決まりました。
↑12時32分、西尾根を下り始めました。
↑下ったログです。
尾根の真ん中あたりに境界の杭らしきのがありました。
最初はなだらかな下りで、ウリハダカエデの黄葉などを楽しみながら下ります。
ちょっと道から逸れて、矢筈を展望するRさん。
これはカマツカの実かな。
笹原の道となりますが、赤テープがちゃんとあります。
15分も下ったころ、紅葉が見事な場所に差し掛かりました。
黄色いのはダケカンバの黄葉で赤は勿論カエデです。
西日が射して木々の長い影が伸びています。
秋だなぁと実感します。
30分ほど下ったところで、見事なミズナラの巨木が出てきました。
Aさんが株もとに近づきましたが、幹の直径は2m近くありそうです。
高さも25mは下らないと思いました。
その後も眩しいばかりの黄葉・・・・
↑これはミズメの黄葉のようですね。
下り始めて50分ぐらいしたら、急下りになりました。
後でわかったのですが、ここで進路変更してすぐ下の崖を避けるようです。
時折、眩しいばかりの黄葉が頭上に現れます。
下り始めて1時間弱で、植林になりました。
それでも、時折自然林もあって、右側のオレンジ色の紅葉はナツツバキのようでした。
13時48分、「県道」と書かれた道標がありました。
もうすぐ、県道に出るようです。
最後は沢に向かって、急坂を思い思いに下っていきました。
↑13時53分、沢を渡渉しました。
13時58分、「石堂山登山口」と書かれた場所に着きました。
朝方、走ってきた車道沿いです。
ここまで下ったら、あとは車道歩きで落合峠に帰るだけなので、一服するとしましょうか。
コーヒーは峠に着いてから飲みましょうということになりました。
さて、今から5キロ以上の車道歩きになります。
それでも車道沿いでは青空に目の覚めるように黄葉したシロモジを見ることができました。
↑これは先を歩かれていたAさんが見つけてくださったシコクブシ。
↑見上げるブナの黄葉
道路法面のアサマリンドウはもう終盤なので、花が開いていません。
まるで黄葉のトンネルを歩いているよう・・・・
登りなので、足も疲れてきましたが、紅葉に励まされながら歩きます。
15時46分、長かった車道歩きの末、ようやく落合峠に着きました。
朝と違い、パトカーも消防車もいない、いつもの静かな落合峠です。
やっぱりこうでなくてはね。
楽しみにしていたコーヒーにやっとこさでありつけました。
↑寛がれているお二人・・・
早朝からお疲れ様でした。
始まりはとんでもないことになっていて驚きましたが、私たち自身はトラブルもなく素晴らしい紅葉を楽しめて良かったです。
ルート変更にはなりましたが、結果的には素晴らしい紅葉狩り山行となりました。
こんにちは。山では紅葉がどんどん進んでいますね。東京は今日も夏日でした。明日は立冬ですが全く実感がありません。
投稿: 多摩NTの住人 | 2023年11月 7日 (火) 17:24
多摩NTの住人様、こんばんは。
夕方のニュースで見て驚きました。
関東は強風と雨の後、気温がすぐ行高くなったようですね。
普通は寒冷前線が通過すると、その後は寒くなるものですが・・・
四国は昨夜、雨と風でしたが、今日はこの時期の気候で、気温も21℃とかそこらだったようです。
昨日は半袖でも暑かったのですが、やっと秋に戻ったようです。
連休に登った山も高山ですが、寒く無かったですもんね。
やはり今年はおかしいですね。
投稿: keitann | 2023年11月 7日 (火) 23:10