初めての大ブナの駄場へ、その2、フイリシハイスミレの狂い咲~
後ろから来られているRさんが「スミレが咲いている」というので、慌てて足元を見ると、ほんと、可愛いシハイスミレが咲いているではないですか。それもフイリシハイスミレです。
↑丁度この場所は風も当たらずひだまりみたいな場所だったので、きっとスミレもぽかぽか陽気の日々を春と勘違いしたんでしょうね。
しかもこの辺りには3輪も咲いていました。
↑また別の株ですが、これもフイリシハイスミレです。
大森山には雪の積もっている冬にしか来たことがなくて、今まで花など見てないので、新鮮な眺めです。
↑植林の向こう側では紅葉したカエデなどもあるようです。
上を見上げると鉄塔が見えてきたので、もうすぐ猿田峠に着くようです。
猿田峠は最初に大森山に来た時も吹きっさらしの寒い場所だったので、きっと、今日も寒いでしょうね。
↑8時35分、猿田峠に出ました。
案の定、風が寒くて震えます。
今年はいつまででも暖かくて、山でもそれほど寒いということがなかったのですが、この日はほんとに寒かったです。
私もRさんも珍しくウインドブレーカーを着たまま登っているのですが、登りでもそれを脱ごうという気になれないほどでした。
峠付近にはマユミの木があって、早速、マユミを激写してみたのですが、陽射しがないのでうまく撮れません。
↑猿田峠から眺める大森山は相変わらずきつそうな山です。
稜線迄登ってしまえば、あとはだらだら歩くだけですが、それまでがちょっと大変です。
ここは風が強いので、ブナの木も葉っぱが吹き飛んでいます。
この前の日に強風が吹いたので、紅葉した木々はかなり落葉したようです。
カマツカの赤い実
これはサワフタギの実で、小箱越えを歩いた時にも見かけました。
猿田峠からほんの少し登っただけですが、ロープが張ってあって、その下には作業道が通っているようです。
前回も前々回も全然気づきませんでした。
もっとも、雪が積もっていたのでわかりにくかったのかも・・・・
↑赤星方面を眺めるRさん
でも、登りの時は高い山はガスがまだかかっていて、あまり見えませんでした。
これもてっきりマユミの実だとばかり思っていたら、自宅でモニターで画像を確認するとウメモドキのようです。
↑どう見てもマユミではないですね。
↑振り返ると、猿田峠を挟んで反対側にあるピークが見えています。
次回は峠の反対側の山々にも行かないとね・・・
すでに葉が落ちてしまったカマツカの実。
でも、こういう姿もすっきりして綺麗です。
いよいよ、ブナの尾根になってきました。
陽射しがあれば、黄金色に輝いたんでしょうね。
ところどころ、カエデの紅葉もあります。
地味目の紅葉に、ブナの白い樹皮が映えます。
標高は1200ぐらいになりましたが、まだフイリシハイスミレが咲いていました。
ブナの後ろに紅葉した斜面。
縦画像でも撮ってみました。
青空が出た一瞬に赤いカエデを写します。
素晴らしく紅葉した木の横を歩きます。
ツルリンドウもすっかり赤い実をつけてました。
こちらの赤い実はツルシキミ。
完全に枯れてしまったアサマリンドウです。
岩場が多くなってきたので、Rさんが恐れていたロープ場もすぐ近くでしょうか。
こんにちは。暖かい日が続いているのでスミレも混乱しているようですね。ウメモドキでしたか。ずいぶん稔っていますね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2023年11月10日 (金) 09:13
多摩NTの住人様、こんばんは。
この日だけは寒かったですが、この前まで夏日みたいな日々が続いていましたから
スミレだって勘違いしますよね。
二日前に里山に行ったら、里山でもコンピラ型のシハイスミレが狂い咲していました。
ウメモドキはちょっと登山道から離れていて、マユミだとばかり思いこんでいたので
近寄りませんでしたが、ウメモドキと知っていたら、傍で見たかったです。
投稿: keitann | 2023年11月10日 (金) 22:27