矢筈山から初めての石堂山へ歩く、その1、落合峠で何事が?

前々から行こうと言っていた矢筈山~黒笠山ピストンがいろいろな事情で延期になってしまい、10月22日こそは決行しようということになりました。

集合時間も落合峠に7時半と前の時に決めたままの集合時間です。

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↑初めて登った石堂山周辺の紅葉が見事でした。

見えている石が有名なお塔石です。

10月22日当日は、Rさんとは財田の道の駅に5時45分に待ち合わせました。前回の寒峰~落合峠縦走の時は車をデポしたので、それぞれの車で落合峠を目指しましたが、今回はピストンなのでRさんが車出しをしてくださって落合峠を目指します。

夏の縦走の時は車をデポする時間が余分に必要なのでよほど早い時間に集合したのか、途中まで真っ暗でしたが、今回は秋なのに新猪ノ鼻トンネルを抜けるころには薄明るくなってきました。

桟敷峠を過ぎたあたりからマンサクの黄葉などが目につき始めました。

落合峠へは昔から紅葉見物のために毎年のようにドライブに行ってましたから、途中の紅葉が綺麗なのは知っていましたが、今年は特に素晴らしそうです。

また日を改めてドライブに来ようかななんて思いながら運転していると、朝早くから下ってくる車2~3台とすれ違いました。早朝から落合峠に朝日の撮影にでも来た車かしらん?なんて思ってましたが・・・

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カーブを曲がりかけた時はいつものススキが見えただけでした。

ところが・・・

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峠に着くと、その辺に赤いパトカーや消防車がいっぱい停まっています。

何事かと思って、そこにいらっしゃった方に尋ねたら「道迷いの人がいるので、探しています」とのこと。

一緒に登る予定の高知の山仲間のAさんももうすでに到着されていて、急いで相談して、ここには車は置けないので、下の駐車場に車を置くことにしました。

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↑峠辺りから眺める矢筈山方面です。

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↑下の駐車場には久しぶりに駐車しました。

横にもう一台、今から登られる方がいらっしゃるようです。

が、山の中ではお会いしませんでしたから、絵帽子方面に行かれたようです。

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駐車場から見上げる落合峠のススキ原。

落合峠は大絶景の峠です。

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↑準備をして7時28分に駐車場を出発しました。

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落合峠までにガマズミの実が見られました。

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パトカーの横をすり抜けて道路を渡って登山口に向かいます。

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消防車などさえいなければ、落合峠から三嶺方面の眺めはいつもと同じですね。

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まずは峠すぐ東の標高1600mの小高い丘に登りますが、途中、真っ赤なツルリンドウの実を見ました。

花はこのコースは少ないので、木の実や紅葉がお目当てですね。

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↑峠の西側に目をやれば、夏に歩いた落禿や烏帽子山が見えてきます。

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今までいた落合峠も見えてきますが、やはりたくさんの車がとまっていますね。

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トリミングすると立っている人もかなり見えます。

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↑北を眺めると、飯野山が見え、私の住んでいる丸亀の海岸線まで見えています。

ということはうちも見えているはずですね。

何しろ、我が家から少し出て北側を眺められる場所に行くと、矢筈山方面が見えるのですから・・・

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↑夏に歩いた前烏帽子方面を眺め江うRさん

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こちらは天狗塚や三嶺方面です。

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そのうち、ヘリの音がし始めました。

捜索のためのヘリコプターのようです。

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私たちが歩く道沿いにはテンナンショウの赤い果実がありました。

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これはフジイバラの実かな?

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続いてカマツカの赤い実が出てきました。

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最後にナナカマドの赤い果実も出てきました。

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ヘリコプターはその間にもサガリハゲの上でホバリングしているようです。

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コメント

keitann様 こんにちは
今回は出鼻をくじかれるようなことがありましたが、態勢を立て直して無事に山道の歩き始めの運びとなり、傍
紅葉がお目当ての山行ということで、天気も良いようですので今回も良いものになるようですね。
それにしても小生がぼやぼやしているうちに季節が驚くほどの速さで進んでいきますね。
この記事に出てきたいろいろな種類の赤い実を見るにつけ、そのことをしみじみと思い知らされました。

ぶちょうほう様、こんばんは。

この時はほんとにびっくりしました。
登山口の落合峠というところは、四国中でいちばん展望の良い素晴らしい峠だと思ってるのですが
消防車やパトカーは似合わないです。
この夏は北アルプスなどもずいぶん遭難騒ぎが多かったようです。
誰しもが携帯電話を持っているので、気軽に救助を呼べるということでしょうか。
この時は私たちが歩き始めて1時間ぐらいで、引き返す捜索隊の方とすれ違い、道迷いの方が
自力下山されたというのを聞いたので、ほっとしました。

山の季節はどんどん進み、標高1500以上はすでに落葉して冬景色ですね。

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