矢筈山から初めての石堂山へ歩く、その2、やれやれ…道迷い騒ぎは一件落着でした
三角点を撮影したところ、私たちの上空にヘリがやってきました。
どうやら、道迷いの人かと間違われたようですが、3人いたのですぐに違うと思ったのか飛び去って行きました。
↑私たちのすぐ上にまで飛んできたヘリはモニターで画像確認すると「高知県」と書かれていました。
↑ヘリを見送るAさんとRさん
あまりアップダウンのない笹原を歩いていきますと、この辺りから紅葉した木が出てきました。
そして、途中で、捜索隊の方2人にお会いしたのですが、無線連絡をされていて道迷いの方二人はどうやら自力で車道へ下山されたようですとのこと。道理でヘリコプターが飛び去って行ったはずです。
↑ウリハダカエデかな?
そのうち針葉樹林の中を歩くところがあります。
中に、1株だけ素晴らしく黄葉したモミジがありました。
一本の木なのに黄色とオレンジ色とで染め分けられていて素晴らしいです。
こんなのが見られたら、もう、京都に行かなくてもいいですね。
↑8時半丁度に、捜索隊の方たちが引き上げて帰られるのにすれ違いました。
やっぱり、道迷いの件は解決したようで「あなたたちも気を付けて登ってくださいよ」と言われました。(^^;)
私たちもそれまでは落ち着かない気持ちで登っていましたが、これで登りに専念できそうです。
やれやれ・・・・
この山系は花が少なくてリンドウの花すら見ませんでしたが、ツルリンドウの果実は少し見ました。
↑これだけは記憶の残っているロープ場。
以前はここはずいぶん急登だと感じていましたが、県境歩きのおかげで鍛えられたか、今回はそれほど急だとは思いませんでした。
ロープ場を登ってこられるRさん
足元には最近落ちたばかりらしい、まだ色の残っている落ち葉・・・
9時4分、サガリハゲ分岐までやってきました。
↑これは2008年に矢筈山へ登ったときに撮影した分岐の道標です。
悪路ということで、今は取り去られたのでしょうか。
↑撮影中のAさんがいらっしゃる尾根がサガリハゲへの道です。
2018年には南の方からサガリハゲへと這い上がり落合峠へと下りました。
その時の記録はこちらです。
↑このキノコはなんだか食べられそうな気がするけど・・・・もちろん採取はしませんでしたけどね。
サガリハゲ分岐からは稜線の北側を巻くようになります。
トラバースの途中にも見事な紅葉を見ました。
稜線を見上げると、こちらもカラフルです。
この時期の歩きなので紅葉は見られるだろうと思っていたけど、予想以上に紅葉が素晴らしいです。
しばらくトラバースが続きますが、以前はもう少しササか何かが生えていたような?
途中で、落ち葉が朝日に照らされて素晴らし場所がありましたが、画像にするとうまく撮れません。
遠くに見える山肌もなかなかのものですね。
目指す黒笠山が見えてきました。
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