14年ぶりに登る女体山、その4、ミズタマソウに久しぶりで出会った

車道歩きでもかなり標高差を登ってきたような感じで、辺りはすっかり山の雰囲気です。

歩いていると、後ろでRさんが「これ。ミズタマソウかな?」というので振り返って見てみました。

こういう場所ならミズタマソウが咲いていてもおかしくないですね。

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↑すると、ここ数年見てなかったミズタマソウでした。

よく似た花に、ウシタキソウというのもあるので、何株かをいろいろと撮影しました。

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ウシタキソウというのはまだ見てないのですが、これはミズタマソウのようでした。

↑節が赤くなっているのはミズタマソウの特徴らしいです。

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それにしても、この愛らしい姿に数年ぶりで会えて大喜びでした。

ミズタマソウは高山には生えてないし、かといってまるっきりの里山でも見かけないように思います。

ある程度湿った場所でないと咲きませんね。

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近くにはミズヒキも咲ていました。

これは自宅でも蔓延っいるので、あまり珍しくは感じません。

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日の当たる場所ではゲンノショウコの白花を2輪見かけました。

香川は白花が多いです。

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アカトンボもとまっています。

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なおも歩いていくと、道路の真ん中に板が立ててあり車止めみたいです。

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そのまま少し進むと「女体山」という標識が初めて出てきました...

辺りはちょっと荒れた雰囲気です。

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そして、道路の左側にはたぶん稲田と思われる田んぼが見えてきました。

稲穂が垂れています。

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一方、休耕田のところはミゾソバが賑やかでした。

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この先、今までほとりを歩いていた沢を渡渉するようです。

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振り返るとこんな渡渉点になっています。

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↑ヤブタバコかな?

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ここからは沢を離れて、よく踏まれてえぐれている道を登ります。

道は階段になっています。

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これは立派な山道ですね。

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見上げると階段が途切れて、あそこ迄行くと何か見えそうです。

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ようやく尾根を乗っ越したようで、向こう側が見えました。

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乗り越えたと思ったら今度は下り坂です。

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少し下っただけで、植林帯に変わりました。

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11時19分、山道から車道へと出てきました。

ここが太郎兵衛というところみたいです。

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車道はこんな感じです。

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↑太郎兵衛の話という説明があります。

太郎兵衛というのは地名なんですね。

北アルプスにも太郎平とか太郎兵衛平と言われるところがあります。

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近くには「昼寝城」という山城もあるようです。

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お昼も近いので、道端でお昼休憩にしました。

車道をはさんで、北側が沢、南側は山になっていますが、山の斜面の木々は伐採されていました。

Rさんが車道の向こう側を偵察に行ってきましたが、特に何もないということでした。

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これはノコンギク?

充分休憩も取ったので、11時50分、いよいよ女体山を目指して最後の歩きにかかりました。

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歩き始めにまたまたヤブタバコ。

この仲間は秋の初めによく見かけます。

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そして綺麗なミゾソバも道端に出てきたので撮影しました。

花がぱっちり開いています。

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その後も、黄fれいな車道が続きます。

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車道沿いに何か咲いていると思ったら、ヤマジノホトトギスでした。

セトウチホトトギスかなと期待したんですけどね。

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12時5分、ここからが女体山への最後の山道になるようです。と、その時は思ったのですが・・・・

コメント

こんにちは。ミズタマソウとウシタキソウは良く似ていますね。個体数はミズタマソウのほうがかなり多いように思います。ウシタキソウの葉は基部が少し凹むようになりますね。萼片の毛の有無なども異なるようです。

多摩NTの住人様、こんばんは。

この時に何か所かでミズタマソウらしきのを見たのですが、見たのはどうも全部がミズタマソウ
だったみたいで、私はたぶん、今までにウシタキソウは見てないようです。

この時に撮影した画像ももう一度見直してみましたが、萼片の毛もないようだし、葉の基部の
凹みも見当たらないようです。
愛媛の山にウシタキソウが咲くようなので、そのうち見に行ってみたいです。

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