山好き花好き２

6月下旬ともなると、東赤石のタカネバラの噂がちらほら聞かれます。

こちらが裏寒風に行っている日に山仲間の方が東赤石でタカネバラを見てこられ、その後、もう一人の山仲間の方が行かれて、今年のタカネバラは去年より状態がいいと聞いていました。

となると、6月の第4週末の行き先は東赤石でしょうか。いつもの相棒のRさんにラインして、週末は東赤石行きとなりました。25日は私の方に野暮用があって、24日の土曜日決行としました。お天気も土曜日の方が良いみたいでやれやれです。

↑去年はシカに食べられて、あまりにもタカネバラが減っていてがっかりしましたが、今年は去年よりはまだ良いのがみられてほっとしました。

私にとっては思い入れのある花・・・・タカネバラです。

さて、当日6月24日は丸亀に6時集合としました。車出しはRさんが引き受けてくれました。

東赤石はきつい山で、私たちのように足の遅いものだと最低でも8時間はかかる山です。おまけに撮影時間が長いので行動時間も長くなる山ですが、有難いことに香川からは比較的短時間で登山口に行けるのがメリットですね。石鎚みたいに集合時刻を5時にしなくても済みます。

最近は筏津に駐車場やトイレもできていて、筏津出発にしたいところでしたが、この日はトラバース道経由で権現越えから床鍋に下る予定です。となると、車道歩きがあるので、筏津からは車道歩きが長くなるため、やはりいつも通りに瀬場から登ることにしました。

瀬場に到着したのは7時15分ぐらいだったでしょうか。

トイレのある瀬場登山口周辺はすでに満車だったので、橋を渡ったところにある、路肩の広い場所に駐車します。

歩き始めは7時29分。

橋を渡って、登山口へと向かいます。

黒い車の後ろに二人の夫婦連れの方が歩いていらっしゃいますが、この方たちは途中まで私たちの後ろを歩かれていました。

登山口のトイレをお借りして、登山口を7時32分に通過します。

後から5～6名の団体さんが来られたので先に行ってもらいましたが、装備が普通の山歩きとは違うなぁと思ったら沢登りの方たちでした。

黒軸アジサイの向こうに、一足先に登って行かれる沢登りのグループ。

登ろうとしていたら、ご夫婦の方に、声を掛けられました。

私たちも遅いのでゆっくり歩きますが、ご夫婦の方も私たちの後をゆっくりと登られてきたようです。

登り始めてすぐは、いろいろなランなども昔はあったのですが、盗掘されたか、今ではなくなってしまい、地味な道を黙々と登ります。

↑この辺りは伐採されたようで、いつもとちょっと様子が違ってました。

↑7時53分、筏津からの道と合流します。

瀬場からここまではたいてい20分ほどです。

昔の集落・・・豊後の跡地を過ぎるとキランソウがまだ咲いていました。

こんな札がかかっていました。

そういえば権現越にヘリポートができているとかできたとか聞きましたね。

東赤石は数年前にも転落して亡くなった人がいます。

ギンリョウソウが一輪

8時丁度に「第一の水場」を通過します。

↑この梯子は新しいですね。

瓶ヶ森の梯子と同じような丸太を利用した梯子です。

岩場の登りにも手すり代わりの鎖が張られてました。

何方かが、道の整備さをされているようです。

いつものヤマツツジの場所に差し掛かりました。

ヤマツツジの向こうにネジキも咲いています。

この橋もまだ新しい橋です。

ここも手すり代わりの鎖が張ってありました。

低山でも比較的高い山でも見かけるコナスビの花。

こんなところにクモキリソウ。

シカが増えたのですが、この辺りの緑はまだ良い雰囲気です。

ここが第二の水場だったと思いますが、コップがもうありませんでした。

そして、以前はここにあったウリノキももう見られません。

この周辺にたくさんあったトチバニンジンも見られなくなりました。

こんな場所にも手すり代わりのロープが張ってあります。

ナガバノモミジイチゴの実を見つけたので、撮影後に、二人で一個ずつお味見を。

まだちょっと酸っぱかったですが、野生のイチゴではこれが一番おいしいです。

サワハコベの花

この梯子は以前のままです。

ツルギテンナンショウ？

8時42分、いつも最初に休憩するポイント・・・瀬場の一本橋にやってきました。

さあ、今日もここで休憩するとしましょう。