シカに食べられたタカネバラ、今年はいかに?その2、最終渡渉点にオオバアサガラ
最初の休憩はいつもだと下に降りて沢沿いで一服するのですが、この日は下りずに登山道わきに腰掛けて休みました。
私たちが休憩している間も、次々と3グループぐらいの方が歩いて行かれました。皆さん、ここで休憩をされないのですね。
↑よく見ると、一本橋にも手すり代わりにロープみたいなのを張ってくれてあります。
昔はあったかしらん?
先ほど昔のブログを見ていたら、やっぱり手すり代わりのロープはありませんでしたね。」
橋を渡り終わろうという時、沢の岩壁にアワモリショウマ。
そうそう、下に降りないとこれが撮影できないのでした。
橋を渡り終えてから、仕方ないので望遠で撮影しました。
8時46分、分岐を通過します。
この日は勿論、右俣コースを登ります。
モミジバカラスウリの花?
振り返るとナルコユリ。
この花も以前は多かったものですが、最近は減りましたね。
コナスビ
これはオオバノトンボソウとかでしょうか。
花がまだ咲いてなので、種類はわかりかねました。
今年はネジキの花をよく見ます。
ちょっとした滝のところに着きました。
先に行かれた方たちはここで休憩されるかと思っていたのですが、ここにも誰もいません。
私たちが最後?この後は追い抜いて行かれる人もいませんでした。
天気のいい時は、水が流れ落ちる向こうに東光森とかが見えていたと思うのだけど・・・
沢をバックにアワモリショウマが咲いてます。
沢の近くなのでアケボノソウの株もあります。
もっとも、アケボノソウが咲く季節にはほとんど東赤石には来ませんが・・・
渡渉点の前に↑のような道標がありました。
以前はなかったはずです。
Rさんが「そういえば、以前、間違えて沢の右岸を歩いている人がいたよね」と。
そうなのです、シカがササを食べてしまい、どこでも歩ける状態になってしまったので、ここを渡渉するとは思わずに、渡渉せずに右岸を登る人が多くなったもので、こんな道標が立ったものと思われます。
ここは沢を渡渉して左岸へと渡ります。
大雨直後でも渡渉したこともありますから、雨の時もそれほど心配ないです。
渡った途端に、足元にエゴの花がいっぱい落ちてます。
上にエゴの木があるんでしょうね。
一応、見上げてみますが、花は全部落ちたか、見えませんでした。
今までも植林の中の登りですが、ここからも植林の中の歩きが長いです。
そのうちにエゴの花がぶら下がっているのが見られました。
今年は山のエゴを何度も見られました。
まだ蕾が小さいけど、トチバニンジンですね。
登山道沿いに大きな針葉樹の木が出てきました。
これを通過すると、最終の渡渉点もそれほど遠くないはず。
案の定、9時58分に、最後の渡渉点に差し掛かりました。
いつも、ここで二度目の休憩を取ります。
この時、思ったのですが、昔はここで休憩するとき津工者の邪魔にならないよう、体を小さくして登山道の端っこに座ったものでした。
それが登山道の上も笹がなくなりスカスカなので、登山道の上に上がって邪魔にならないように休憩できるのです。いろいろな変化がこんなんところでも感じられます。
この日の行動食は、仙台の友人から送られてきた山県の高級サクランボ。甘くてしかも大粒です。
この山行の丁度2日前に届いたので、持参することができました。
休憩していると、目の前にイトトンボが飛んできてとまりました。
そして上を見上げると、オオバアサガラの大木。
確かこの辺でオオバアサガラを見た記憶があったなぁと思ったのですが、以前は登山道の上の斜面に上がれなかったので、見えにくかったです。それが上に上がれるようになったので、オオバアサガラの木が良く見えるようになったというわけなのでした。
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