西黒森~瓶ヶ森でアケボノとイシヅチザクラのお花見、その3、アケボノから次第にイシヅチザクラが多くなる

西黒森山頂直下はアケボノが少なそうなので、山頂に行くのをやめようかなというとAさんに呆れられてしまいました。仕方ない、では頑張っていくとしますか。ザックは分岐にデポしておきます。

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↑直登道を少し登ったところから見下ろすと、イシヅチザクラとアケボノツツジがいい感じ・・・

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↑西黒森はその形からもわかるように急斜面の山で、ロープ場を登りますが、急なササの斜面には意外とアケボノが少ないです。

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少し登っただけで展望が最高です。

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10時42分、山頂に着きました。

去年登った時はものすごく急だったイメージがありましたが、その後、冬の間の県境歩きで急斜面をいくつも登るうちに急斜面に慣れたのかもしれません。

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山頂からは瀬戸内海も見えました。

西条の街が見えているんでしょうね。

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西黒森の山頂から北東に伸びる尾根筋にもアケボノのピンクが多いです。

あの尾根は登ることができるんでしょうか。

その後ろの尾根を眺めていたら、沓掛、黒森が見えているようです。黒森山に続く稜線伝いに、一際目立つ山が見えて、その名を必死で思い出しました。あれは又兵衛岳だったかな?一時期、エントツ山さんの掲示板で話題になった山です。

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↑沓掛山とチチ山の吊尾根の向こうには赤石山系の山々もはっきりと見えていました。

春にしては展望に恵まれましたね。

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10時50分、十分展望を楽しんだ後に、下り始めました。

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これは以前工石山でぼかしアケボノと言われていたアケボノツツジに似ていますね。

ピンクのぼかしが綺麗でした。

下る途中、駐車地点で出会った高松からの女性グループの方たちが登ってこられました。

縦走路まで下ってきたら、その後は縦走路を西へと歩きます。

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後半はイシヅチザクラが目立ってくるようになりました。

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去年の9月に歩いた時も、この辺りはシカが入っている気配があるなぁと感じましたが、案の定、下を見るとバイケイソウがたくさん出ていました。

バイケイソウが増えているということはシカが入ってきているということです。

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上から眺めると、瓶ヶ森林道の下にもアケボノツツジがたくさん咲いているのがわかります。

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縦走路横で、一際小さな花を咲かせたイシヅチザクラを見ました。

花弁や花の芯が赤っぽくて、可愛い花でした。よく見ると、イシヅチザクラにも白っぽい花と赤みを帯びた花と二種類あるようです。

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ピンボケになったけど、ようやく花の開いたコミヤマカタバミを見つけました。

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振り返ると、アケボノでピンクに染まった西黒森の斜面。

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正面には今から登る瓶ヶ森。

こちらの斜面はピンクは見えません。

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林道を鮮やかなブルーの車が走ってきて、アケボノのピンクととても対照的でした。

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瓶ヶ森をバックにアケボノとイシヅチザクラです。

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イシヅチザクラの地味目な鼻をアケボノのピンクが引き立てていますね。

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もう2度と登ることはないだろうと思っていた瓶ヶ森の登りを、思いがけずも再び登ることになろうとは・・・

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瓶ヶ森はイシヅチザクラが多いのは良くしっていましたが、瓶に近付くにつれてイシヅチザクラが多くなってきましたね。

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これは葉が展開する直前のオオカメノキです。

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花つきの良いイシヅチザクラ

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瓶ヶ森山頂へと続くジグザクに切った登山道が見えています。

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ここが瓶と西黒森の間の鞍部になります。

この少し下に吉野川源流の碑があって、すぐ下を瓶ヶ森林道が通っているのです。

時刻は11時42分。

そろそろお腹が空いたけど、お昼は少し登って展望の良いところで頂くとしましょうか。

コメント

Keitann様 こんにちは
御ブログに入って来て、まず、山行記が沢山あるので驚きました。
じつに精力的に歩かれて見えますね。
お蔭で、どの記事にコメントを入れようかと相当悩みましたが、そうなるとやはり一番新しい記事が無難・・・ということで、こちらに致しました。

まず、身近に1800m級の山が無いので、岐阜の恵那山あたりをイメージして、そことの植生の類似点などに思いを馳せましたが、だいぶ違っているようでした。
笹原も一部にはあるのですが、スケール感が違います。
またヤシオツツジの系統では、恵那山ではシロヤシオだけだったような気もしました。
サクラもあるにはありましたが、もちろんイシヅチザクラではありません。
TV放映中のドラマで牧野富太郎さんが東京で植生行脚をしていますが、そこでもところ変われば植生も変わるということを実感しています。
こういう地域特性のあるところが妙味ですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

私の方は最近は、何か特別に用事がない限り、週末はほぼ山歩きです。
これが私の唯一の健康法だしストレス解消にももってこいですね。
西黒森や瓶ヶ森は2年前にぶちょうほう様と石鎚に登った際に走った瓶ヶ森林道沿いの
山々です。
恵那山は私は登ったことはなくて、カメが森と比較することができませんが、瓶ヶ森は
なかなか良い山で、今でこそ林道から30分もあれば登れる山ですが、昔は一泊して
登っていました。
広大な笹原も素敵だし、植生も豊かな山です。

ところ変われば品変わる・・・・・私も上京中に千葉の公演を案内してもらったのですが
標高50mほどの公園にカタクリやニリンソウが咲くそうですし、サラシナショウマが芽吹いたり
していて驚きました。気温は千葉と四国ではそれほど違わないと思うのですが、やはり緯度の
差かなぁと思ったことでした。
中部地方はその中間ぐらいの植生なのでしょうかね。

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