西黒森~瓶ヶ森でアケボノとイシヅチザクラのお花見、その2、一年ぶりのアケボノに感激する
登る支度をしている間にも早く目の前でアケボノが見たくて、気持ちが急いてしまいます。

↑歩き始めてしばらくしてから、駐車場所を振り返りました。
3台ぐらいは置けそうですね。
この日は連休が終わったばかりの平日だったので、快晴の割には瓶ヶ森林道を走る車が少なくてよかったです。

先ほども撮影しましたが、日の当たっているシコクハタザオをもう一度撮影しました。
最近は雲早トンネル周辺で撮影することが多かった花です。

フモトスミレも咲いています。
県境歩きで低山でも咲いているのを見てフモトスミレの名前に納得しましたが、ここは標高1500M近い場所です。とても麓とは言えないような高山なのに、フモトスミレの名前が以前は納得できなかったのでした。

蒜山縦走の際に何度も見たオオカメノキですが、ここは標高が高いので、まだ咲き始めです。

↑ここが神鳴池の登山口ということになるらしいです。
去年9月に自念子の頭から瓶ヶ森まで縦走した時に、ここは通過しています。
車道横からすぐに登りだせるので、お手軽な感じです。
9時24分に、登山口をスタートしました。

登り始めて1分もしないうちに、目の前に最初のアケボノツツジが見えました。

イシヅチザクラもすぐに現れました。
イシヅチザクラって本家の石鎚には少ないですが、瓶ヶ森にはいっぱい咲きます。
そして、西黒森でもまずまず見られました。

アケボノの咲き具合を偵察されるAさん。
なんと、今季7度目のアケボノツツジ見物だそうです。

私はと言えば、もちろん今季初で、去年の石鎚東稜で咲き残りのアケボノを見て以来です。
この日は咲きっぷりも素晴らしく、今年のアケボノは当たり年だということでした。

進行方向に見えるのは岩黒山、筒上山、手箱山です。
そういえば、最近、この辺りには登ってないです。

元気なササの中を歩きます。
石鎚山系のササはいつまでも元気でいてほしいものですね。

久し振りで見るコヨウラクツツジ。

南斜面を見上げると、ピンクに彩られていて、テンションが嫌でも上がります。

ちょっとうるさいほどに咲いている木もあります。

アケボノと瓶ヶ森です。
瓶ヶ森辺りでは標高1500M付近を通っている瓶ヶ森林道がはっきりと見えています。
向かって右が女山、左が男山。

目の前すぐに咲くピンクもいいですね。

遠くに石鎚が見える場所もありました。

この辺りは、まだ蕾が多いです。

アケボノのピンクをバックにイシヅチザクラを撮ってみたけれど、思惑通りになりませんでした。

下向きに咲く小さなサクラ…イシヅチザクラは石鎚山系の固有種で可愛いサクラなんです。

緑とピンクの対比が素晴らしいです。


しばらく歩いていくと、西黒森も見えてきました。
西黒森の本峰には意外とアケボノは少ないみたいですね。

笹原の中の道を登りながら振り返ると、自念子の頭や東黒森が見えてきました。
はるか向こうには太平洋が肉眼では見えていました。

10時33分、西黒森山頂への直登道分岐に着きました。
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