県境歩きで境目~鵜峠を歩く、その2、噂の激坂?

何とか縦走路に乗ったので、やれやれと思いながら歩いていると、なんだか目の前に面白い階段が見えてきました。

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↑あれは何?

どうやら階段のようですが、パイプで作ってある階段でした。

1年前に香川の山仲間のKさんたちがここを歩かれたときにはなかったようですが、その後の一年の間にどなたかが整備されているようですね。

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その名も「一ノ坂」だそうです。

8時48分、一ノ坂の道標を通過です。

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その後も有難くパイプの階段を登らせていただきました。

これがあるのとないのとでは、しんどさがかなり違います。

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登りきったところに大きな木が倒れていて、それを超えると、少し平坦でした。

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まだ蕾のアセビ。

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杭が見えましたが、ただの境界の杭です。

地図を見ると、まだまだ登りが続くようです。

登りをざっと見てみると300mほどの登りを登ったところが三角点です。

これはもう山の名前を付けてほしいねとRさんと話しました。

300mも登るのは立派な里山一つ分の登りですよね。

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少し平坦な場所になっていて一息付けます。

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その後、ちょっと痩せ尾根気味の尾根になります。

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またまたパイプ階段です。

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後を振り返ると、ギザギザの山稜が見えていて、あれは女体山とか矢筈山ですかね。

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パイプ階段を登りながら激写されるRさん

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今度はザレ場ふうのところを通過します。

下にヤブツバキの落花が見えているので、上を見上げると・・・

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この辺りはヤブツバキがまずまず咲いてました。

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9時9分、二ノ坂の道標を通過です。

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↑前半のログです。

今は564,1mの三角点を目指しています。

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またまたパイプ階段と急坂が見えてきました。

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登ってくるRさん

この日のウエアは赤っぽい色なので、よく目立っていていいですね。

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↑9時24分「三ノ坂 激坂倶楽部」の道標がありました。

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しばらくはやや平坦なところを歩きます。

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そして、何やら資材がデポされてます。

どうやら、このパイプ階段を整備されている方がここから先を整備されようとしているみたいです。

試しに包みの一つを持ち上げたらかなり重かったです。

これをいくつ担いで登ってくるのか知りませんが、相当重労働ですね。

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↑ここが整備の最終点でした。

このパイプ階段は細いパイプを両側に打ち込んで、それに横木として太いパイプを置いてあるだけなので、簡単に作れますが、それでも時間のかかる作業だろうと思いました。

ここからはいよいよ階段梨の登りです。

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↑途端にハードな登りとなりました。

ロープがなければ登れないような急な坂です。

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どこを登ったら少しでも楽なのか、頭を使って登ります。

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もうちょっと。

両側にクロモジがいっぱい生えていて、撮影したいのですが、足場も悪いし、落ち着いてピントを合わせられません。

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ようやく、何とか坂を登り切りました。

Rさんはまだ登ってきますが、途中でストックを忘れてきたそうで、ちょっと下まで取りにおりました。

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登り切った私の頭上に、「よく頑張ったね」と咲いてくれていたヤブツバキの花。

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ここは四等三角点「北市場」

山名を北市場山でもいいからつけてほしいですね。

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これが三角点

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ここで休憩を取ることにして、撮影が難しかったクロモジの花芽を撮影しました。

コメント

Keitann様 ここで現在地がはっきり確認できました。
此処までの道中ですが、適当な標高であり、道の両脇の雰囲気もなかなか良いものがあります。
天気が良いので、とても良い山歩きになっているようですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

四国の片田舎の地図をご覧になっていただき、恐縮至極です。
香川と言っても私が住んでいるのは中讃と言い、この日歩いた東讃は用事もあまりなく
ほとんど行く機会も少ないです。
見える山なみも普段見ているものとはかなり違います。
けれども、標高700mぐらいになると自然林の雰囲気もすごくよくなりますね。
この日は県境歩きという地味な歩きにはもったいないような晴天でしたが、それもまた良し
でしたよ。

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