晩秋の那賀川~室戸散策で、その5、シオギク、アコウの木、ツルソバ、キジョラン、アサギマダラ幼虫

晩秋の室戸岬でお目当ての花と言えば、シオギクの花です。

私はどちらかというとノジギクやアシズリノジギクが昔から好きで、室戸岬よりは足摺岬の方がよく訪問していました。シオギクに比べると花らしい花なので好きだったのかもしれません。

とはいえ、四国に咲くノギクは全部見ておきたいという気持ちももちろんあって、室戸岬には2008年に初めての訪問をしています。この時はノジギクを誰かが室戸岬に持ち込んだ後だったようで、交雑種のキクがあちこちに生えていて、ボランティアの方たちが交雑種のキクを抜き取るのに追われたという話を聞いたものです。その後、蒲生田岬にもシオギクを見に行き、感動したものです。

そして今年の室戸岬のシオギクはさて、咲いているでしょうか?

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↑あまり綺麗ではないですけど、何とか海をバックにシオギクを撮れました。

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↑何かの木が枯れたのがバック映り込んでしまいますが・・・・

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↑因みに、2014年に蒲生田岬で撮影したシオギクです。

ここは風が強いようで、シオギクも地面に貼りつくように咲いていました。

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室戸岬のシオギクは比較的草丈が高いものが多かったです。

風があまり強く吹かないのかな?そんな訳はないと思うのですが・・・・

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どちらかというと葉の綺麗さに目がいってしまいます。

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交雑種はそれほど見かけませんでしたが、中には舌状花のある交雑種と思われる花も見かけましたから、交雑種が全部なくなったわけではなさそうです。

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↑2008年に訪問した際の画像ですが、この時はノジギクとの交雑種と思われる花が多かったです。

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青い空にツルソバの白い花と黒い果実もいかにも南方系の眺めですね。

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ハダカホオズキは果実が一個しか見られませんでした。

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↑同じく2008年に足摺岬に行く途中の海岸で見かけたハダカホオズキ。

ものすごい実の数でした。

あの頃は晩秋から冬にかけては高知にばかり行ってたようです。

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室戸岬にキジョランがあるというのは去年ぐらいに教えていただいたのですが、今年もあちこちで葉を見かけました。

キジョランは私は高尾山で初めて見ていましたが、四国ではあまり見てなかったのです。

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今回はキジョランの花も見られましたが、花はお初だったと思います。

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↑Aさんが見つけてくださったアサギマダラの幼虫。

キジョランの葉に穴が開いていたら、裏を返すと幼虫が見つかることがあります。

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アコウの木は足摺岬方面でも見ていますが、幹に直接着いている果実はいつ見ても面白いですね。

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この果実を食べた人の記録を某ブログで見ましたが、犬ビワの果実と同じようなもので、味はあまりしないそうです。

美味しければ、皆さん、採取して食べますよね。

コメント

そちらではアコウが生育しているのですね。沖縄で見た樹ですが果実は見ていませんでした。

多摩NTの住人様、こんばんは。

アコウを沖縄でご覧になったのですね。
私は沖縄、屋久島、奄美大島…行ったことがありません。
花散策をするものとしては一度は訪れたいと思うのですが・・・

高知は足摺岬や室戸岬などの海岸部に行けば、亜熱帯に近い植生がありますね。
アコウの木は「絞め殺しの木」という別名もあり、足摺岬のまだ西の方で初めて
見た時はものすごくインパクトを受けました。
私が高知の海岸を訪問する季節は晩秋が多いのですが、その頃に果実が実るんでしょうね。
このぐらいの数ならいいですが、もっとうじゃうじゃ実っている光景は、ちょっとぞっと
する光景です。

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