晩秋の那賀川~室戸散策で、その4、タイキンギクにアサギマダラ、アゼトウナ、ウスベニニガナなど

那賀川散策を終えて、その後は室戸岬を目指します。

これが車での移動でも長いです。そう、日和佐から室戸岬迄は75キロもあるそうです。

ここは今までにも何度か通っていますが、今回は歩き遍路の方を結構、見かけました。コロナが流行してから歩き遍路の方が随分増えたようで、私の住む香川でも気候のいい春や秋はかなりの歩き遍路さんを見かけますが、日和佐~室戸岬迄は歩きだと2日~3日はかかるでしょうね。

車でも1時間半ほどかかりましたが、今回はAさんの運転なのと山登りをしてないのとで、まだまだ明るいうちに室戸岬に着きました。

時間があったせいで、室戸岬周辺ではいろいろなものを見られましたが、まずはタイキンギクとアサギマダラをアップしておきます。

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↑タイキンギクは海岸性の植物ということになっていますが、意外と内陸部でも見かけます。

↑アサギマダラがとまっていたのは展望台に上がる道沿いでのことでした。アサギマダラは真夏には石鎚山や剣山などの高山でよく見ますが、秋になると平野部に下りてきます。

瀬戸内海の島でも最近はアサギマダラを呼ぼうとして、フジバカマを植えてある島が多いですが、太平洋沿岸にもアサギマダラがいるんですね。

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↑咲きだしたばかりの初々しいタイキンギクの花と、翅がよれよれになったアサギマダラが対照的でした。

実は本日も高知西部でタイキンギクを眺めてきましたが、12月に入ったばかりだというのに、まだほんの咲き始めの株もありました。ユキミギクという別名があるほどで、真冬にも咲くキクです。

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↑こちらは海岸近くで咲いていたタイキンギクです。

まだまだ蕾がたくさん見えます。

高知の海岸沿いを走っているとよく見かけますが、全国的には和歌山と高知、徳島にしか咲かない珍しいキクだそうですね。

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アゼトウナも高知の海岸ではお馴染みの花です。

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コバルトブルーの太平洋の海の色と鮮やかな黄色はマッチしていると思います。

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↑本日はアゼトウナも見てきましたが、葉を触ってみると、ちょっとした多肉植物みたいに葉に厚みがありました。

この中に水分を蓄えていて、乾燥にも強いのかもしれません。

海水をかぶるような場所でも平気で咲いています。

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室戸岬散策でいちばん嬉しかったのは久しぶりでウスベニニガナを見られたことでした。

本日散策した場所でも以前は見ているのですが、今日は見ませんでした。

最近、見てなかったのですが、この淡いピンクの花は可憐で女性なら誰でも気に入るのでは?と思います。

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ウスベニニガナのバックにはシオギクも写っていますが、シオギクは次回のアップにしたいと思います。

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今回は室戸岬の海岸近くでママコノシリヌグイも見かけました。

夏に香川の海岸近くでもママコノシリヌグイを見かけていたので、意外と海岸にも自生する植物のようですね。

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こちらは戻り咲のスイカズラの花です。山地でよく見ますが、海岸でも咲くようです。

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驚いたのは11月半ばだというのに、ツユクサがまだ咲いていたことです。

暖かい高知の中でも室戸岬周辺は特に温暖なようです。

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おまけは海岸の岩にとまっていたイソヒヨドリです。

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