10月の散策から・・・・海辺で見つけたエビヅルなど

10月に入ってようやく涼しくなって、里山でも歩こうかという気分になっています。

ただ、10月は庭仕事も忙しい時期なので、なかなか時間が取れないのですが、10月上旬に娘一家に誘われて海辺に近いカフェで一緒に食事をしました。

その後、孫たちと一緒に砂浜までちょっとだけ散策したときに見かけたものです。

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↑これは何だと思われますか?

これは野のブドウの一種であるエビヅルです。

まさか海辺がすぐそこという場所でエビヅルの果実を見ようとは思いませんでした。

1粒採取してお味見してみると、まだちょっと酸っぱかったようです。

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↑エビヅルの葉っぱです。

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散策したのは海の近くなので、ハマゴウもたくさん咲いていました。

けれど、ハマゴウは7月半ばにも海岸で見ていました。あれから3か月近く経つというのにまだ咲いているものなんですね。

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花は綺麗なブルーです。

香川の海岸では割とよく見かけるように思います。

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その後すぐ見たのがママコノシリヌグイの花でした。

ママコノシリヌグイはこの秋になって3度目の出会いです。

一度目はため池の土手で、2度目は里山の山すそ、そして今度は海岸近くの草むらです。

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この時はあまり近寄れず、例の茎に生えている下向きの鋭いとげが撮影できませんでしたが、葉の形がミゾソバとは違うし咲いている環境もミゾソバみたいに湿っぽい場所ではないので、すぐにママコノシリヌグイと分かりました。

コメント

Keitann様 こんにちは
エビヅルは小生的にはめったに見ない草なんですが、それが偶然東海道本線のフェンスに絡んでいるのを見つけ「ラッキー!」・・・・と思って3~4年ほどは楽しんでいましたが、3年ほど前に一網打尽に除草されてしまい、その後これが復活することはありません。
ブドウのようにお酒が造れるのか試してみたかったのですが、その機会が無くなり、悔しい思いをしています。
ママコノシリヌグイには子供のころに、川で魚取りをしたころは随分強い棘にいじめられた記憶がありますが、今こうして見ると花は可憐ですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

エビヅルはそちらでは東海道本線のフェンスに絡んでいたんですね。
ヤマブドウは標高1000m以上の山に行かないと見られませんが、エビヅルは意外と人の住む近くに
見られますね。
私も初めて見たのは、娘一家が岡山にいた時に住んでいた社宅のすぐ裏でした。
山すそではありましたが、ヤマブドウとはずいぶん違う環境に生えるんだなと思いました。
その後も、実家近くの里山を下りてきた時やはりフェンスに絡んでいるのを見ました。
今回はまだ酸っぱかったですが、もう少し経つと甘味が出ると思います。
お酒ができるかどうかは不明ですが、果実酒にはなりそうですね。
ママコノシリヌグイは今年は3度も見ました。
ミゾソバに比べると、ずいぶん乾燥した場所に生えているので、すぐにわかります。
これのトゲは下向きに生えているので、ちょっと触っても痛いですね。
孫と里山歩きをしていたときに見つけたので、孫たちに名前の説明をしましたが、孫たちには
ちんぷんかんぷんだったかもしれませんね。

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