7年ぶりに大山ユートピアのお花畑へ、その2、マイヅルソウなどいろいろな果実

お饅頭を3つほどもいただいたら、エネルギー補給ができて、歩く気満々になりました。

とりあえず、雨は止んだので歩きやすくなりました。

Rさんの話では、一番きつい登りはもう終わったそうです。

P7239300

↑尾根に出たら、マイヅルソウの果実を見かけるようになりました。

マイヅルソウの果実は北アルプスの山裾などで7月下旬に見かけますが、四国の山ではマイヅルソウの花が咲いているのもあまり見かけないので、ましてや果実を見ることは少ないです。

珍しいのと、この果実はだんだら模様になってからその後赤くなるそうですが、だんだら模様が可愛いので思わず撮影します。

P7239301

登りは今までと違い、ブナの尾根道を緩やかに登ります。

P7239305

道の両側にはアクシバの木も多く、くるりんとカールした花もあちこちで見かけます。

P7239306

これはオオカメノキの果実。

P7239308

「黒い実は何でしょう?」と訊かれました。

葉は羽状複葉で須賀赤い実ではないので、多分カンサイスノキか何かでしょう。と答えます。

調べてみると、カンサイスノキで合ってたようです。

四国ではそれほど見ないように思うのですが。

一粒、口に入れてみると、それほど酸味はなく食べられるお味です。

P7239309

ミドリの実はシオデかな?

P7239310

ミヤマホツツジの花芽は見るけど、ここではまだ咲いた花が出てきません。

P7239312

こちらはウスノキの果実で稜があります。

これはお味見はこの時はしませんでしたが、酸っぱいです。

P7239316

Aさんが振り返って、後続の私たちがちゃんとついてきているかチエックされてますね。

P7239318

色も鮮やかにここだけ、まだヤマツツジが咲き残っていました。

P7239319

可愛いサワオトギリも咲いています。

次々と花や果実が出てきて、退屈しない道ですね。

P7239320

色白のヤマジノホトトギスも咲いていて、もう果実になりかけてました。

P7239322

花が緑色に変色したツクバネソウ。

P7239323

ホソバノヤマハハコはまだごく咲き始めです。

P7239324

ぶら下がった果実はヒメヤシャブシの果実ですね。

P7239325

この後、せっかくの登りなのに、いったん下る箇所があります。

ここだけは記憶に残っていました。

P7239326

横にはハナヒリノキの花後の姿。

ハナヒリノキは7年前には知らなかった木で、赤坂山に登って覚えた木です。

大山にもたくさんあります。

P7239327

下りの最中に横の崩落しかかった場所でシラタマノキの果実を見ました。

これも前回の記憶が残っていました。

P7239332

10時35分、中宝珠越を通過しました。

ここまでくるとユートピアまではあと1キロちょっと。

コメント

こんにちは。大山ユートピアとは素晴らしい名前ですね。今から48年前に大山を横に見ながら山陰道を自転車で走っていました。大山を見たのはその時だけです。

Keitann様 こんにちは
新しく作られたページに初めて入って来ました。こちらでも宜しくお願いいたします。
今までのblogは容量越えの為に別の場所に新しく設けられたわけですね。
それではこちらも新しい気持ちで拝見させていただきます。
雨が止んだばかりのようで、草花にも雨滴が付いていて、その点をとても新鮮に感じました。
そして季節にマッチした花なんでしょうね、たくさん出てきましたね。
どれも御ブログですでにお馴染みとなった花ばかりですが、後からあとからどんどん出てくるのがこの時季の山行の良いところではないでしょうか。
雨はこの後どうなるのか・・・気がかりではありますが、花模様はこれから本格的になって来るのでしょうね。

多摩NTの住人様、こんばんは。
中国地方は高い山が少なくて、唯一、大山だけが標高1700mありますので
中国地方に行くと良く目立ちます。
私も家族旅行で松江などに行くときに電車の窓から嫌でも眺めてました。
山陰道から自転車で一度眺められたたきりなんですね。
関東の方たちには遠い山のようですが、植生的にもなかなか面白いので
一度は訪問されるといいのではと思いますよ。

ぶちょうほう様、こんばんは。

ブログの容量を今まであまり気にせず、どんどん画像をアップしていたらいきなり
容量オーバーになってしまいました(^^;)
そこで、新しいブログを立ち上げましたが、こちらは機能的にはイマイチみたいですが、
とりあえず、記事をアップできれば良いかなという気持ちです。
年齢を考えると、山歩きができるのも後5年?とかそこいらかなと思いますので。
この時は雨が上がったばかりで、青空のお花畑は見られなかったのですが、水滴をまとったり
花はしっとりとしていい感じでした。
それに登山口からずっといろいろな花が途切れずに咲いているのが素晴らしいです。
大山は花の名山ですね。
四国の山だと、こうはいきません。

花の方はますますパワーアップしてきますので、後半をご期待くださいませ。

コメントを投稿

7年ぶりに大山ユートピアのお花畑へ、その1、歩き始めは雨

7年ぶりに大山ユートピアのお花畑へ、その3、クサボタンも咲いて