11月上旬の散策で、イヌセンブリとナンバンギセル
去年、山仲間の方から教えてもらった新たなイヌセンブリの自生地に、行ってきました。
去年は訪問したのが12月7日のことで、そんなに遅くまでイヌセンブリが咲いているものだろうか?と半信半疑でした。また、花が終盤だったからか、花の色も紫色になっていて、時期的にムラサキセンブリなのだろうか?とか、いろいろ推測が飛んだりもしました。しかし、花の様子や自生地の様子からイヌセンブリと同定。
今年は花のほんとの時期に行ってきました。

シベの辺りがもじゃもじゃとしていて花弁(花被片)に濃いグレーの筋があることからやっぱりイヌセンブリでしたね。
去年、撮影したのは12月7日のことで、こんな画像です。

↑イヌセンブリが花の終盤の時期に、こんな紫色になるとはしいりませんでした。
ここからは今年の画像です。11月4日撮影です。
イヌセンブリは例年だと10月下旬ごろの開花と思っていましたが、今年は秋が暑かったので、センブリもイヌセンブリも11月上旬が良さそうですね。

ススキが生い茂っていて、当たりはちょっと湿っぽい場所となっています。
センブリとイヌセンブリは湿った場所が好きですね。

去年まで見に行っていた場所は草刈りされるので、草丈が5cmとかミニサイズになってしまってましたが、ここは草刈りは一切されないようで、大きな株では60センチほどになっていました。

↑草むらの中で点々と白い小さな花が見えているのがイヌセンブリです。
また、この場所はナンバンギセルも咲くそうで、これは終盤でしたが、咲いていました。

ススキがいっぱい生えているので、ナンバンギセルが咲いていてもおかしくないですね。

数本、固まって咲いている場所もありました。
来年からはイヌセンブリが見られるか?という心配をしなくても良くなり、嬉しいことです。
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