秋の花にはちょっと遅かった比婆山連峰へ、その1、いつもの寄り道

10月第二週は三連休でした。

当初はRさんと相談して高知の土佐矢筈山に行くつもりにしていました。

が、3日ほど前に予報を見ると、台風が来るらしく、高知方面の天気はよくないです。四国の山全体があまり天気が良くないようなので、そういう時には中国地方の山の天気を見ます。すると、比婆山方面はまずまずの天気でした。いつものことながら、2日ほど前になって行き先変更しました。天気は11日が良さそうなので、11日決行としました。Kさんも参加されることになり、坂出某所に6時集合としました。

この日はRさんが車出しを引き受けてくださって、彼女の車で瀬戸大橋~高速岡山道~高速中国道と乗り継いで行きます。Rさんが事前に確かめた「てんくら」ではこの日の予報は曇りということです。私が直前に見たyamapの予報では晴れ時々曇りだったのですが、サイトによってかなり違いますね。道中の岡山道沿いや中国道沿いでは、確かに曇っていて、「曇りだと涼しくて歩きやすいかなぁ」なんて話してました。途中、休憩で立ち寄った大佐山PAでも涼しくて快適。

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↑実際は、この日は結構天気が良くて、曇りの時間帯も少しはありましたが、青空が見えている時間が多かったです。池ノ段からは遠く大山も見えました。

さて、中国道を東城インターで下りたら、インター下りてすぐの産直に立ち寄ります。

時間が早すぎて、8時まで少し待ちましたが、Rさんは地元のリンゴを、私は黒豆の枝豆など買い込み、おいしそうな原木舞茸もあって、あまりに大きいので、二人で半分こしました。

その後は、下道を北へ北へと走ります。

途中からは「県民の森」という標識が出てくるので、それを見ながら走ります。

そして、県民の森にもうすぐ着くというところで、寄り道です。

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田んぼの畔には、朝露をまとった色の濃いイヌタデ。

四国ではまだ暑くて、朝露などというものはまったく見ないのですが、広島の山間部には秋が来てますね。

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ミゾソバも花が大きいです。

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↑四国では見られないゴマナの花も咲いてます。

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いちばん感激したのはアキチョウジの色がとても濃くて、しかも花が大きい。

阿讃県境でもアキチョウジはいっぱい見ましたが、これほど色の濃いのはありません。

この場所は山の影になる場所で日が射してないので色が出てませんが、紫色がほんとに美しかったです。

今年は雨が多かったせいか、湿り気を好む花には環境が良かったようです。

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クロバナヒキオコシもまだまだ咲いてます。

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タムラソウも咲いていました。

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ツリフネソウは時期的に遅かったのか、何とか一輪だけ見ました。

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同じくアケボノソウも終盤でほぼ実になりかけていましたが、かろうじて2輪だけ咲き残っています。

この分だと山の花はどうなんでしょう?

ちょっと気にしながら県民の森を目指しました。

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