秋の花にはちょっと遅かった比婆山連峰へ、その2、道を間違えたおかげでキクバヤマボクチが見られた
県民の森に着いたのは、9時過ぎぐらいでした。
途中で休憩したり、買い物をしたりしても3時間で着きます。道も走りやすい道だし、石鎚に行く場合と比較するとほんとに楽。紅葉はまだ始まってないからか、三連休初日にしては車も少なめでした。
去年はセンターでいろいろなお弁当やスイーツを売っていたので、今年も何かあるかと思い、トイレをお借りするついでに覗いてみましたが、スイーツはおはぎだけ、お弁当も一種類でした。
山の準備をして歩きはじめたのは9時20分。
↑奥に見えている建物がセンターです。
少し歩くと、奥に小高い山が見えてきて、手前には「県民の森」と書いてあります。
この道を登りで使ったことはなく、いつもこの道を下って帰ってきています。
今回はいつも通り、出雲峠から周回して池ノ段辺りまで行こうという話になりました。
出雲峠へ行くには、ここから右手へ入ります。
最初、この道を入っていきました。
ノコンギクなんかが咲いています。
が、どうやら道を間違えていたようです。
アキノキリンソウの立派な株もありました。
間違えていたので引き返してきて、別の道を歩いて行ったのですが、これがまた間違えていました。
↑道標をちゃんと撮影までしているのにねぇ。伊良谷山と書いてあるのに、なぜかこの道を進んでしまいました。出雲峠には何度も行っているので、気が緩んでしまっていて、ぼーっとしていたようです。
途中に小さな滝なんかが見えていて「この道沿いに滝なんてあったかな?」とは思ったのですが・・・
1分も歩いたところで、キクバヤマボクチが咲いていました。
これが見たかった・・・・
9月に登った三瓶山ではこれの蕾ばかりを見てました。
何株も咲いていて被写体はよりどりみどりです。
おまけに花の咲いたアケボノソウまであるではないですか。
ここで、Rさんから声がかかって「また道を間違えてますよ」
なんか様子が違うと思いました。
もう一度引き返して、今度こそは「出雲峠」という道標を確認してこの道に入ります。
ナナカマドの実がもう色づいていますね。
出雲峠行きの道を歩きはじめてすぐに、今度はオトコヨウゾメと思われる果実発見。
ここは撮影しやすい場所だったので、2度も撮影します。
9月に見かけた銅山越では薄暗くて、ちゃんと撮影できてませんでしたから・・・
果実は少し長ぼそく、葉っぱは先端がとがり気味で葉脈がしっかりしてますね。
足元にはゲンノショウコの果実がミコシグサ状態になっています。
あれれ、またまたぶら下がった赤い実。
今度は実が丸いのでフウリンウメモドキかな。
葉っぱもオトコヨウゾメより大きめです。
Rさんが、赤い実が生ってますよというので見てみたら、これはサワダツではないですか。
実は初めて見ました。
7月の大山では花が咲いているのを見てましたが、青軸マユミと言われるだけあって、マユミやツリバナの実に似てます。
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