秋の花にはちょっと遅かった比婆山連峰へ、その3、出雲峠までの道は泥んこ道でした
道に入る最初の辺りで「出雲峠、工事中」というような看板が出ていたのですが、通行止めにもなにもなってなくて、気にも留めなかったのですが、歩きはじめから20分ぐらいで突如、重機が見えてきました。
そして、その辺りから道はキャタピラの跡がついた泥んこ道になりました。
↑重機が通ってこねまくっているので、歩きにくいと言ったらありません。
足を取られて普通の山道を歩く倍ほど疲れます。
おまけに、日が射してきたので暑い暑い。
汗がだらだら流れます。
単独女性の方が、後から早足で来られたので、先に行ってもらいました。
↑道幅は普段よりかなり広げられ、そのため、道路法面も削られていて、野草はほとんどなくなっています。
タチシオデの実だけ、見ました。
↑10時22分、ようやく出雲峠まで登ってきました。
この間、ほとんどが土がむき出しになった泥んこ道で、歩きにくかったのでやれやれです。
ここで勿論、水分休憩を取ります。
10月だというのに、大汗をかいてしまい、この先が思いやられます。
今からむかうのは西方面ですが、逆の東方面へと少し歩いてみると、ススキとウロコ雲。それだけ見ていると秋ですね。
後からわかったのですが、どうやら、土日以外は出雲峠への道は通行禁止になってるらしく、そのせいで牛曳山から出雲峠に来られる方が多いようです。
この日も牛曳山方面から歩いてこられた方とお会いしました。
峠周辺で咲いていたクロバナヒキオコシ。
初秋の時期には出雲峠界隈でマツムシソウも見たことがありますが、さすがにマツムシソウはもう終わっているようです。
休憩しているベンチの上は大きなカマツカの木があって、カマツカの実が赤く熟れてます。
奥の方にはマユミの実も見えていて、この時期はいろいろな木の実が楽しいです。
↑10時33分、次の山…烏帽子山へと歩いていきます。
登り始めにオオカニコウモリの花が咲いていました。
歩き始めは植林の中を歩きますが、以前来た時にユキザサの実が綺麗だったのを思い出したので、探しながら歩きます。
丁度スポットライトを浴びたように輝くユキザサの実。
植林の中をゆるゆると登っていきます。
おや、これはいつも見るツルシキミではなくミヤマシキミのようですね。
そして、このきのこは有名なツキヨダケ??
アクシバの実も見ましたが、画像失敗。
記憶にあるサンインヒキオコシの花の横を歩きますが、花はもう終盤でした。
もうすぐ、小さな沢を渡渉します。
そしてこれはツルアリドオシの赤い実です。
これが一両ですね。
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