初秋の塔丸、その2、ススキがやけに多い
塔丸に冬以外に登るのはこれが3度目です。
最初は単独で10月に登ったと記憶しています。2度目が去年で、これは名頃迄縦走しました。
8月末は初めてですが、樹林の中を歩くので、それほど暑さは感じません。登山口の標高がすでに1300ほどあるので、涼しいのです。山頂は標高1700程度なので、標高差はせいぜい500mほど登るだけでハイキングですね。
↑石鎚でもたくさん見ましたが、ここでもオオカメノキの赤い実が見られました。
アップダウンのほとんどない楽なトラバース道です。
帰りは稜線伝いに歩いてみる?とRさんと話したりしました。
楽だし、お花も咲いてないしで、皆さん退屈なのか、切り株の上に枝で顔を作ってますね。
ここの樹林はダケカンバが多そうです。
そろそろトラバース道も終わろうかという頃、シコクフウロが一輪。
剣山系では貴重なお花となってしまいました。
↑ここのササは草丈が低くて歩きやすいです。
そろそろ草原になってきました。
ツリガネニンジンが出てきましたが、このさき、いやというほどツリガネニンジンをたくさん見かけました。
タカネオトギリもまだ咲いている。
なんだかススキが元気がいいですね。
去年はあまりススキの印象がなかったけど?
ススキ越しに剣山系の山々。
丸石から高の瀬へと続く稜線の向こうには石立が見えてます。
どこを見てもやけにススキが目立ちます。
去年の9月半ばに登った時の記録を見てみたら、9月半ばにはススキがもう終盤で目立たなくなっていたようです。たった半月の間にも山は装いを変えますね。
塔丸本峰が見える場所までやってきました。
去年より天気良さそうです。
ツルリンドウも咲いていました。
今年お初で、嬉しいです。ここのは色白美人でした。
剣山や次郎笈を背にして歩きます。
この後、どちらもガスってしまいました。
去年はうっかりして、途中にある三角点を忘れていたのですが、今回は忘れることなく、踏み跡を辿って稜線迄登ります。といっても、わずか10mほど登るだけですが・・・・
10時4分、めでたく標高1579.3 mの三角点をgetです。
去年は何も考えず通り過ぎてしまい、あとでエントツ山さんが悔しがっておられましたっけ。
いい感じに雲もあり、青空もあってススキもあります・・・・
ススキがいかにも秋って感じなのに、その後ろの入道雲だけが夏の名残り?
まさに季節の変わり目なのでした。
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