蒜山三座、花の縦走、2025、その5、喘ぎながら上蒜山を登るが花が多い
中蒜山の下りになると、人も少なく、たまにすれ違う人もいますが、2人とか3人ぐらいです。
中蒜山からの下り道もやっぱりカタクリが多くて驚きました。
↑下からみあげっられる場所に咲いていたカタクリ。
高貴な女性の雰囲気を持っています。
少し下ると↑緑色の花が咲いていて、クスの木の仲間とはわかりました。
もしかするとカナクギノキかな?と思ってましたが、合ってたようです。
これは西熊山から秋に下った時、とても綺麗な黄葉を見せてくれた木だと思います。
カタクリは相変わらず、足元に群生しています。
これだけあるとありがたみが薄くなってしまいますね。
上蒜山を望む下り斜面で、何やらAさんとエントツ山さんが座り込んで眺めてると思ったら・・・
カタクリとダイセンキスミレのツーショットという珍しいシーンでした。
前回の縦走の時には見られなかったツーショットで、私も初めて見ました。
ほかにもフモトスミレの団体さん。
上蒜山との間の鞍部の手前に、ちょっとした丘のようなものがあって、すでにそこへ差し掛かっている先行のお二人。
因みに上蒜山への登り返しは標高差200m。距離も中蒜山への距離よりも少し短いので、気分的にはちょっと楽ですが、それでも三度目のアップダウンということで、少々疲れ気味です。
カタクリと背の低いキンポウゲとのツーショットも見受けられました。
鞍部迄どんどん下る先行の二人。
あれ?下る途中ににキクザキイチゲが咲いてました。
もう時期的に遅いので諦めていましたが、ラッキーでした。
100m前方を下るAさんに大きな声で叫んだら、引き返して来られました。エントツ山さんはキクザキイチゲには目もくれず、ひたすら上蒜山を目指されてるようです。
このツーショットも可愛かったです。
見ごたえのあるダイセンキスミレの群落。
13時57分、鞍部まで下ってきたのですが、ここからは登りなので、私はここで一人だけお昼を食べることにします。下蒜山でおにぎり一つを食べたきりなので、ここから始まる上蒜山への登りが、それだけでは登れないからです。インター下りてすぐに買ってあったお弁当をここで出しました。
花の撮影をされていたKさんが後ろからやってきたので、ここで少し食べてから上蒜山へ向かう旨を伝えます。
14時13分、食べ終えて、再び歩きはじめました。
カナクギノキの花をもう一度見かけたので、念のために撮影です。黄緑色の花は地味だけど美しい。
いよいよ登りに差し掛かると、この登りではタチツボスミレが沢山咲いてました。
↑木に着生したタチツボスミレです。
カンアオイの仲間は前回も見てましたが、何とか花も撮影できました。
花の付け根がくびれているのでミヤコアオイのようですが、確認するとこの山域ではミヤコアオイも自生しているようです。
登りがきついので、何度も中蒜山を振り返っては、少し休みました。
最後の登り、いつもながらきついです。
ただ、木陰になっていて陽射しが遮られているのだけがましです。あまり暑さは感じませんでした。
15時10分、ようやく、上蒜山山頂に着きました。
エントツ山さんとAさんは、15分ほども前に到着していて、少し下ったところにある三角点も行ってこられたようです。
これで、もう登りはないと思ったら、私もほっとしてブナの木にもたれてへたり込んでしまいました。(^^;)
コメント