18年ぶりにの中東山でシロヤシオ堪能、その2、まずはジル沢を渡渉

沢沿いをだんだん詰めていくと、最初は春か下の方を流れていたジル沢が、だんだんすぐ横の方を流れているようになります。

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↑途中、シカの死骸が転がっていました。

この冬の寒さが厳しかったので、食べ物がなかったのかもしれません。

シカの角だけ、欲しいなぁというようなことをエントツ山さんが話してましたが、角を切るための道具も何もありませんから、ちょっと無理な話ですね。

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↑道標と言えば、この道標ぐらいしかありませんでしたが、18年前に私が見たのと同じ道標みたいですね。

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↑私が18年前の4月に見た道標の画像。

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この道標からまだ少し奥に入ります。

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これはサイコクサバノオ?それともトウゴクサバノオ?

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↑8時43分、渡渉点に着きました。

途中、撮影時間などもありましたので、林道入り口から約1時間ほどで着くようです。

Aさんが最初に渡渉しましたが、身軽なAさんには珍しく、片足の膝まで水没してしまいました。

着地した石が浮石だったようで動いたそうです。

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それを見ていた私は、少し離れた別場所から渡渉しました。(エントツ山さん、撮影)

何とか水没はせずに対岸に渡れました。

続いて最後のエントツ山さんも無事に渡渉されました。

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対岸に渡ると、そこは山の斜面いなっていて、急斜面を少し登ってから、先ほど渡ったばかりの渡渉点を見下ろしました。赤テープがちゃんと見えてますね。

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その辺で見かけたサルナシの木です。

小さい花芽がすでに上がっています。

その後も赤テープを探しながら登っていきます。

はっきりした踏み跡ではなく、登りやすいところを選んで登っていくという感じです。

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↑10分ほど登ると、背後に剣山系の稜線らしき笹原が見えてきました。

今いる地点はまだ標高1300ぐらいでしょうか。

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結構、大きな木が生えている中を登っていきます。

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林床にはササも生えてなくて、木が枯れたりしてちょっと荒れた雰囲気です。

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9時5分、最初のシロヤシオに出会いました。

ここで標高1350ぐらいです。

シロヤシオを見るのは3年ぶりぐらいなので、すごくうれしかったです。

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その後も結構急な尾根を登ります。

目指すは中東山の北側にある鞍部なのですが、鞍部の標高は約1600mですから、この後、まだ250mは登らないといけない勘定です。

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振り返ると、剣山系の稜線がますます良く見えてきました。

空は青空で、今日はあの稜線も歩けるのかと思うとわくわくしますね。

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やや平らなところに出てきました。

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この辺りもシロヤシオが点在してて、撮影せずにはおれません。

Aさんが、「山頂に行けば、もっと大きな株がいくつもあるからこの辺のは撮影しなくても大丈夫」と言ってくれますが、やっぱり久しぶりのシロヤシオを見ると興奮してしまいます。

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下から見上げてのショットも撮ります。

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ヒメシャラの大木も時折見かけました。

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辺りは原生林のようで、青いウエアのAさんの後ろに見える木なんて、すごくでかいです。

ただ、枝が散乱しているので、ここもシカがかなり入っていてそのために枯れた木も多いようです。

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↑この辺りも荒れた雰囲気ですね。

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↑木が枯れてしまって土がむき出しになったり草原のようにんまった斜面を直登するのですが、これがしんどい。

標高差50mほどある斜面をひたすら登ります。

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剣山系の稜線が良く見える場所まで登ってきたので、Aさんが「この辺で一服しましょう」と言ってくれました。

考えたら、ジル沢林道入り口を出てから2時間以上、休憩らしき休憩は取ってなかったのです。

時刻は9時32分。

ここで重いパイナップルを出して、皆さんに食べていただきます。

荷物を少しでも軽くしないとね。

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↑休憩した場所はこのミズナラの大木の株元でした。

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