18年ぶりの中東山でシロヤシオ堪能、その1、ジル沢の林道歩きでは白い花ばかりを見る
5月下旬に入って、旅から帰られたRさんと次の山行の話をしていて、今度はシロヤシオでも見に行く?と話していました。5月は私も忙しかったので、蒜山縦走をした後は、しばらく山には行ってなかったのです。距ンエもシロヤシオを見てないけど、今年は当たり年だという噂は聞いてました。山の花のことなら何と言っても高知のAさんがよくご存じなので、シロヤシオ情報をお尋ねしようと思い電話したところ、その2日後の5月27日に中東へシロヤシオを見に行くのでどうですか?と・・・
コースはジル沢から中東に登り、石立から続く尾根を石立分岐まで登り返した後は剣山系の縦走路を歩き、最後は白髪山から白髪の登山口に下るそう。18年後に逆コースらしきコースを歩いているので、大体の察しはつきます。同行の方をお訊きしたらエントツ山さんとご一緒するそうです。Aさん、エントツ山さんとくれば、この前一緒に蒜山縦走したばかりのメンバーですから、お互いの歩くペースや気心も知れているので、安心です。
ただ、あまりにも急な話だったし、Rさんと28日ぐらいにどこかに一緒に登りましょうと言っていたので、それもあって、参考に参加するか否かの返事は26日まで待ってもらうことにしました。
↑結局、5月27日に中東山に登って眺めたシロヤシオの大木横から見えた三嶺です。
素晴らしい眺めで、いろいろ迷った末に行って良かったと思えた山行になりました。
その日の夜は歯が疼いて眠れず、珍しく痛み止めのお世話になりました。昼間に3時間以上、草刈りをそいたせいで肩から歯茎に来てしまったようです。
26日朝も痛みが少し残っていて迷っていましたが、昼前には痛みが治まったのでAさんに参加する旨をラインしました。エントツ山さんにも突然の参加ですがよろしくという旨のラインを送りましたが、すでに山に入られていたからか、返信が夕方返ってきました。ジル沢林道入り口からスタートですが、エントツ山さんが前日に白髪山の登山口に入られ、車をデポして下さる手筈なのでした。
私は当日の朝6時に南国の某所でAさんと集合です。久々に4時起きして南国へ向かいます。南国からはAさんの車の同乗させていただき、一路物部へと向かいました。別府峡からジル沢林道入り口までは16キロぐらいなのだそうです。Aさんの運転ですいすいと走り、懐かしいふるさと林道を走ります。18年前にはふるさと林道が途中で通行止めになっていたので、かなりの距離を林道歩きしたのです。
2007年4月8日に歩いた中東山の記録はこちらです。
↑結局、ジル沢林道入り口には7時15分ごろの到着でした。
エントツ山さんは4時起きして、すでに到着されてました。白髪の登山口からここまで自転車だとかなりかかったでしょうね。
私たちも準備をして、歩きはじめます。
山奥の割にはそれほど寒いとは感じませんでした。
進行方向東側に中東山が見えますということで撮影しました。
まだ暗いですね。
歩き始めは7時32分。
シカに食べられないマルミノヤマゴボウが、まだ蕾の姿です。
今年は花の開花が遅いですね。
白い花の中、唯一赤いのがヤマツツジ。
さすが高知、コガクウツギではなくガクウツギが咲いています。
花が大きくて見ごたえがあります。
林道の東側が大きく崩れていますが、これはもともと?
上部には堰堤も見えますが、こういうところは豪雨が降ればまたすぐに崩れそう・・・
ミズキの花が林道沿いに咲いています。
沢の近くにはヒメレンゲがちょっとした群生で咲いています。
その後、次から次へと白い樹木の花ばかりが現れるので、混乱しそうになりました。
まずはこの花・・・・これはカマツカですね。
これは何とかわかります。
そのすぐ後に出てきたのがこれです。
花だけ見るとカマツカとほぼ同じですが、葉の葉脈がくっきりとしているのを見て思い出しました。
これはアズキナシですね。
6月初めに剣山に行っていると、見ノ越の手前辺りに咲いています。
↑これはまだ花がごく咲き始めですが、イワガラミかな。
次いで咲いていたのがヤブデマリ。
これは蒜山で見たばかりなので、すぐにわかりました。
でも、四国の山には少なく、以前は東赤石でも見ていたのですが、その木がすでに枯れてしまったか見当たらなくなってます。
この木は花つきが良くて素晴らしかったです。
5月10日頃に皿ヶ嶺で見ていたヒメウツギも咲いています。
ウツギよりも花が小さくて綺麗ですね。
↑、この日のyamapの記録です。
登りの累積標高が1300mもあろうとは予想してなくて、もし最初からそれを知っていたら、縦走には参加してなかったかもしれません(^^;)
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