4月下旬の皿ヶ嶺はまだ早春の花が咲いていた、その4、上林峠から階段の道を登る
上林峠への登り道は、数年前から崩れていて、一応通行止めの看板が出ています。
それでも、めちゃくちゃ危ないことはないので、毎年のように登っています。途中、年配の方が下ってきたのですが「通行禁止になってるの知ってますか?」と尋ねられ「知っています」と答えて、お互いにすれ違ったのでした。
↑山道を登り始めると、先ほど散策した林道周辺の芽吹きも見えてきました。
ミツバツツジと新緑。
水が上から滴り落ちるような場所に差し掛かるとワサビが咲いていました。
ロープが張ってありますが、こういうところをトラバースします。
確かに道は狭いし、濡れているので、足を滑らせたらちょっと大変なことになります。
途中、祠があって後から考えたら、これが馬頭観音だったようです。
Kさんは石仏やお地蔵様が大好きな方なので、馬頭観音を楽しみにされてました。
ここにもシコクミヤマスミレ。
ユリワサビも咲いてます。
ツルシキミは先ほど花が咲いてましたが、ここでは赤い実を見られました。
上林峠に着いたのですが、そこから少し下ってみました、
峠から少し下ったところに馬頭観音があるはずと思っていたら、普通の石仏でした。
ここで、先ほどの石仏が馬頭観音だったに違いないと思ったのでした。
人の思い込みっていい加減なものですね。
というわけで、またまた上林峠まで登り返してきました。
Kさんが立っているところが上林峠ですね。
↑いよいよここから階段の道が続きますが、これがちょっときついです。
途中で咲いていたクロモジの花。
ようやく、お皿の一端に登りつきました。
誰かが植えたというカタクリは増えていました。
あいにくの天気で、開いてはなかったですが・・・
それまで見かけなかったシハイスミレがここまで登ってくると出てきました。
この辺りはクロフネサイシンが沢山あった筈なんだけどと思い、探しながら歩きますが見当たりません。
もしかして盗掘された?なんて思っていたら、今年はこの前まで寒さが厳しかった日があったせいか、まだ芽が出てなかったようです。
歩くにつれて、クロフネサイシンが出てきて、花もちゃんと咲いていたので、やれやれと思いました。
後は竜神平でのコーヒータイムを期待して、笹原を歩いていきます。
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