大クスを見に、志々島へ、その1、船着き場が変わっていた

1月下旬には横浜の友人が数日間、こちらに帰省していました。

施設に入られているお母さんに面会するために帰省しているのですが、彼女と私の都合が合えば、どこかにに一緒に行こうかと思っていました。幸い、天気もまずまずだった1月26日は、私も彼女も予定がなかったので、志々島の大クスを見に連れて行ってあげようと思いました。

島に行くには船の時間なども調べなくてはならず、遠くからくる彼女にはなかなか自分だけではいけないでしょうから。そういう私も志々島はこれが4度目で、前回は大病直後だったので標高の低い志々島の山にさえやっとのことで登ったのです。

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↑友人がスマホで撮ってくれた大クスと私です。

高さがわかるために縦画像で撮ってくれたらしいですが、この大クス、実は枝張りがすごくて東西の枝張りは45mだそうです。

この日は午後の船で志々島に向かいました。

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その数日前までは嫌に暖かくて、島が霞んで見えたのですが、この日は空も海も青くて綺麗です。

折角遠方から来た友人には、少しでも綺麗な景色を見てもらいたいので、ほっとしました。

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70人乗りの小さな船に乗ること15分とか20分ぐらいで、島の船着き場に着きました。

以前とちょっと違うと思ったら、船着き場の場所が違う場所になっていたんですね。

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船を下りて、まずは海沿いの道を少し歩きます。

1月だというのにキンレンカの花が咲いていて、そういえば10年ほど前に来た時も咲いてました。

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ブイに絵を描いたものが吊るしてあります。

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これは瀬戸内のこの辺りの島の風習で、お墓が埋め墓と参り墓の二つあって、見えているのは埋め墓の方ですね。両墓制と言います。

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角を曲がって、山の方へと歩きます。

エンドウ豆の花がいっぱい咲いていて、毎年粟島でも見る光景です。

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花ばかりか,実も生ってます。

島は暖かいのです。

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だんだん坂になってきて、石段を登っていくと、右手に荒れたお寺が見えてきました。

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お寺の上には墓地があって、こちらは参り墓のようです。

でも、倒れたりして、今では管理する人がいないお墓も多そうです。

この島は今では住民も20人はいないと思う、過疎の島です。

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日だまりで、コバノタツナミが咲いていました。

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直ぐ横ではカタバミの花も咲いていて、カタバミの花なんて、自宅で見たらすぐさま抜きますが、冬に咲いていると、ちょっと惹かれますね。

この後、坂道や石段を登って峠のような場所を通りますが、そこからは下りになります。

下りの階段がなかなかの難物で、去年体調を崩してあまりちゃんと歩けない友人には私のストック2本を貸してますが、それでも下りがはらはらしました。写真撮る余裕がなかったです。

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峠を少し下ると、大クスが見えました。

株もとに2人ほど人がいますが、人が随分小さく見えます。

以前は、クスの周囲に柵はなかったと思うけど、今回は柵がありました。

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