快晴無風、大展望だった剣山、その1、ヘヤピンカーブから雪道でした

年が明けてからの山登り第二弾は、今度こそ雪山に行きましょう、というわけで、最初は塔丸を予定していました。冬の塔丸には数年前に行ってますが、今年は雪が多そうなのでスノーシューハイクやワカンハイクが楽しめそうです。天気は1月18日土曜日が良さそうなので、その日に決定。

年末に山仲間のTさんと連絡を取っていた折、塔丸なら行けるかなという話が出ていました。Tさんは秋に石鎚に行かれて以来、足の調子が悪く、急下りの山は無理なのだそうです。雪が積もっていればクッションもいいし足の負担も軽いかなということでした。で2~3日前に連絡差し上げたところ、塔丸もいいけど剣山はどうですか?とのことです。剣山も危険な箇所はないし、霧氷が見られるかもしれないので、では剣山にしましょうということになりました。ただし、塔丸に変更もできるように、各自、スノーシューやワカンも用意していくことになりました。

P1188073

↑三度目の正直?私は冬の剣山に来るのはこれが3度目ぐらいだと思うのですが、初めて山頂から次郎笈を見ることができました。しかも石鎚まではっきりと見えるという大展望でした。

1月18日当日は財田の道の駅に6時半集合にしました。この日は放射冷却現象で早朝は冷え込み、道路が凍結してないかとひやひやものでしたが、幸い、その前の寒波による雪も溶けた後で、路面が乾いていたので大丈夫でした。まだ薄暗い中、Tさんの車にスノーシューやらワカンやら、その他の荷物を積み込みます。そういえば、私の12本爪のアイゼンは10年前に亡くなったTさんから頂いたものだったのですが、前日に手入れをしているとプラスチック部分が折れてベルトが通せなくなり、慌てて高松のモンベルで買って来た10本爪のアイゼンです。

冬の山はとにかく大荷物になりますよね。

新しい猪鼻トンネルを通過して、吉野川北岸の道を東へと走ります。

すると、川霧がものすごくて、貞光に着くまで辺りは真っ白な川霧に覆われて、まさに五里霧中とはこのこと?

赤い橋を渡るときも周辺はまるで見えません。

吉野川の南側に出ると、少し霧がましになって辺りが見えてきました。

剣山への道は、私は10月に紅葉を見に行った時以来?

Tさんが一宇への入り口手前に蕎麦屋さんがあるというのを教えてくれていたので、場所を確認いたしました。

何十回と走っている道なのに、全然知りませんでした。蕎麦小屋というお店です。

Kimg4087

↑第一ヘアピン手前から雪が出てきました。

スキー場手前5キロとあります。

Kimg4089

スキー場を越してラフォーレの手前ぐらいですが、この辺りは日陰なので霧氷が綺麗です。

剣山の霧氷はさて、どうでしょう?

Kimg4090

この辺りも霧氷がキレイ・・・・

Kimg4094

↑8時20分ぐらい、前方から朝日が登ってきました。

真っ白な雪が神々しいです。

Kimg4096

見ノ越の手前で、ホワイトジローが見えてきました。

yamapの知人の方に、冬場の白く冠雪した次郎笈をホワイトジローと呼ぶってことを、直前に教えていただいたのでした。

結局、見ノ越に到着したのは8時半ごろで、Tさんが財田から2時間でしょうと言っていたのがドンピシャで当たりました。

到着した時は駐車していた車は20台あるかないかというほど。屋根のある場所に駐車しているかと言えばそうでもなく、外に駐車していた車も結構ありました。

準備をして歩き始めたのは8時57分。

P1187965

↑外に駐車している車もまずまずあります。

いくら人気の山と言っても、積雪期にここまで来れる登山者はそうはいません。

アイゼンはもちろん、最初から装着していきます。

私のおニューの10本爪アイゼンは装着するのは以前のアイゼンよりずっと簡単でそれはよかったのですけどね。

P1187967

神社への階段を上る手前で見えた山肌にはどうも霧氷が見えてないようです。

到着したばかりの時に上を見上げた時は霧氷らしきのが見えたんですけど、早くも落ちたのでしょうか。

コメント

こんにちは。山頂からの眺めは素晴らしいですね。いつもお元気で感服します。

多摩NTの住人様。こんばんは。

この日は雪山に行った日としては何年ぶりかで素晴らしい天気に恵まれました。
雪山って寒そうなイメージがありますが、快晴無風の日に行けば、昼寝ができるほど
心地よいものです。
今日は大病後5年ちょっとで血液検査の日で、主治医に見ていただきましたが、
血液検査の結果も問題なく、ひとえに山登りのおかげで体力や体調維持ができてると
思いました。

コメントを投稿

お初の笠ヶ峰に本宮山から周回コースで歩く、その4、噂の鎖場のあとも激下り

快晴無風、大展望だった剣山、その2、石鎚山系まで見えている