ちょっと久しぶりの芋炊き山行、その3、いよいよ横峯山へ
大岩からの道は赤テープこそ増えていましたが、基本的には2000年に歩いた時とあまり変わってないように思いました。
庄内半島を北に向かって歩くので、正面に紫雲出山や粟島が見えてきました。
が、その後は樹林の尾根を歩くようになります。
↑白く見えている、まるで土塁みたいな場所を歩いていくのですが、私が思うにはこの場所は集落に近いので、下から耕して行って、ここだけが境界なので残したのだろうと思います。
この痩せ尾根みたいの見える箇所の両側は平坦地になっていて、かつては畑だったのだろうと思います。瀬戸内の島などに登っても、そういう畑の痕跡がよく見られます。
なんだか紫色の小さな実が見えたので、目を凝らしてみてみると、どうもヤブムラサキではなくムラサキシキブみたいです。
葉の裏も毛が生えてないようですし。それにしても嫌に小さな実でした。
今年の里山の木の実は全滅に近いですね。
相変わらず細尾根を下っていきます。
前々回や前回歩いた時に比べ、赤テープが増えていました。
あまりきれいではないけど、サネカズラの実もありました。
ストックがないと滑りそうな花崗土の坂をストックなしで器用に下ってこられるKさん。
千貫松から30分ほど歩いたところで、横峯山の姿が見えてきました。
この後、別の尾根を下りそうになり、こんなところは通ってないし第一この方角を下ると海の方に行ってしまいます。引き返してコース訂正しました。2年前にも4年前にもこんなルートミスはしてないはずなのに、たぶん、何人もの人が間違えて下ったので道ができてしまったみたいでした。
やがて、ササヤブが出てきて、これは記憶にあるので、合ってます。
藪と言っても、人ひとりが歩くことはできます。
13時18分、峠に下ってきました。
峠にはもう顔が判別できない石仏が彫られています。
昔は峠道として歩かれていたんでしょう。
2020年にPさんと横峯山に登った時は、帰りにここまで下ってきて香田という集落に踏み跡を辿って下ったこともありました。
↑博智山から横峯山までのログです。
峠では10分ほど休憩しますが、先ほどの芋炊きのお肉でお腹がいっぱいなので、水分休憩だけでした。
周囲のコナラがいい色に紅葉していますね。
13時30分、横峯山を目指して登っていきます。
この取りつきも2020年に登った時は赤テープも皆無で、Pさんと手分けしてルートを探したことを思い出します。今回は赤テープもあったので、ルートはわかりますが、これがまた良く滑る石で、実際私もずるずると滑りそうになりました。
後ろを振り返るとRさんは四輪駆動で登っています。
私も勿論、四輪駆動と立ち木に掴まって何とか登りました。
紅葉の見えている稜線迄登りますが、かなりの急登です。
その後も急登やササヤブの登りで、山頂までの登りは赤テープが増えているだけで、ルート自体は前から変わってないように思いました。つまり整備されているとかそういうことはありませんでした。
13時49分、横峯山山頂に着きました。
何と、立派な山頂標識がありました。
4年前には山頂標識はどこにもなかったのですが・・・
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