13年ぶりに高茂岬へアシズリノジギクを見に、その3、念願のアシズリノジギクを堪能しました

窪川から高茂岬までは途中、宿毛道路という高速の無力区間が通っていて、13年前よりははるかに早く愛媛に入れました。今も幹線道路と言っては国道56号だけが通っている、のんびりとした地域です。

御荘町に入ると、そこから岬に向かい西へと走ります。道は幾つかあるようですが、私たちは愛媛県道34号というのを西へと走りました。途中で石垣の里・外泊を通過しますが、今回はアシズリノジギクがお目当てなので外泊には立ち寄りません。13時過ぎに、それまでのくねくね道がいきなり開けて高茂岬に着きました。

はやる心を抑えながら、遊歩道を下っていきました。

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↑この姿が見たかった・・・・

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↑2011年に撮影した高茂岬のアシズリノジギクです。

この日は三時半に到着したら、誰もいなかったと記録しています。

風もなかったようです。

今回は13年前とは逆に風が強く吹いています。

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豊後水道をバックにたくましく咲く姿・・・

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西に見えるのは九州の佐伯と思われます。

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着いた時は少し曇っていたのですが、私たちが着いた頃から青空が出てきて、素晴らしいロケーションとなりました。

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着いた当初は少々曇り気味の空でした。

散策されている方がほかにも5~6名いらっしゃいましたが、最後には私たちだけとなりました。

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草の中でもたくましく生き抜いています、

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アシズリノジギクはノジギクに比べると葉が小さく、縁が白くなるのが特徴ですが、中でも特に葉が小さい個体も見受けられます。

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素晴らしい眺めにテンションが上がりまくりです。

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遊歩道の向こう側を望遠で引き寄せます。

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この日は風が強くて、50mほど下の海面から波しぶきの飛沫が飛んでくるほどでした。

とはいえ、暖かい場所なのか強風でも寒さは全然感じませんでした。

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南の方角に見えていたのは、どうやら栢島などだったようです。

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こちらは沖の島などが見えていたのでしょうか。

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海を背景に咲いている姿が素晴らしくて、同じような画像を何枚も撮ってしまいました。

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もう一度来れるかどうかわかりませんが、あと10年ぐらいしたら、また来てみたくなるかもしれません。

次回はソナレノギクなどを紹介します。

コメント

こんにちは。眼下の海とアシズリノギクの写真は良いですね。お見事でした。

多摩NTの住人様、こんばんは。

アシズリノジギクを見るだけなら、足摺岬にも少しは咲いているのですが、なんと言っても
高茂岬に咲いているのは圧巻です。
感動しますよ。

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