砥石権現へ紅葉狩りに、その1、ファガスの森までやっぱり遠かった
いつも一緒に山に行っているRさんが、10月はほかの用事が忙しくて山に行けなかったようです。10月末でようやくその用事からも解放されて、山の紅葉を見たいということで、一緒に砥石権現へ行くことになりました。
砥石権現には私はこれで4度目ですが、うち3度は紅葉見物に来ています。ブナの黄葉やヒメシャラの紅葉も見事な山です。ただ、香川からだと3度の山越えをせねばならず、なかなか遠い場所なんですよね。
三連休最後の11月4日に行くことになりましたが、天気も良さそうで楽しみです。
当日の11月4日は朝6時に高松某所に6時集合です。砥石権現自体は簡単に登れる山ですが、何しろ行きも帰りも時間がかかるし、紅葉をゆっくり眺めたいですからね。
この日はRさんが車出しを引き受けて下さり、まだ朝日も見えないうちに出発です。
↑途中、川霧が立ち込めてきています。
特に吉野川の上は霧が真っ白に上がっていて、すごかったです。
穴吹のコンビニでお昼調達などした後、阿波山川からはいよいよ山道に入ります。
途中、シカの子供が車道を飛び跳ねているのを見かけました。
その後、国道438号の細い道を登り始めます。
雲早トンネルを出るとしばらくして剣山スーパー林道の未舗装の道となりますが、ここではアナグマを見かけました。やっぱり徳島の山道はいつ走ってもワイルドですね。
しかし、木々の色づき具合は最初はぱっとせず、この日は林道を走っている間に高城山に行くか砥石権現に行くかを見極めようというつもりだったのですが、どうも高城山の斜面のブナは落葉しているような?ということは行き先は砥石権現ですね。
↑スーパー林道をファガスの森まで半分以上走ったころに、ようやく素晴らしく赤く染まったモミジを発見。
車を停めてもらって撮影しました。
これはサンカクヅルの紅葉かなぁ?
思った通り、ファガスの森に着いたのは8時半ごろでした。
やっぱり高松からでも2時間半ぐらいかかりますね。
↑8時50分、歩き始めました。
近くではテントを張っている方もいました。
ファガスの森のすぐ裏手が縦走路になっていて、西に行けば高城山、東に行けば砥石権現です。
勿論私たちは砥石権現を目指して東へと歩きます。
いきなりの急登から始まるので、最初はアキレス腱が痛いです。
この辺りの紅葉が丁度朝日も射していて、素晴らしかったです。
早速、Rさんにモデルになってもらいました。
↑真っ赤なドウダンです。
この日はドウダンが真っ赤や朱色やいろいろな色に染まって見事でした。
ブナの黄葉はこの日はあまり見られず、それでも所々で楽しめました。
ここはヒメシャラも多いですね。
ゆっくりと登るのですが、それでも急傾斜にフーフー言いながら登りました。
このブナが全体的にはいちばん綺麗だったような気がします。
↑綺麗なモミジに気づいて近寄ってみました。
どうやらオオイタヤメイゲツではないかと思ってるのですが・・・
来春のアセビの花芽ももう色づいてますね。
黄色と赤の競演。
樹種は同じでしょうか?それとも違うのでしょうか?
9時24分、こんな道標が立っていました。
ここが西砥石権現かと思いましたが、そうではなかったようです。
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