初めての夫婦池~塔丸~名頃、その1、縦走することになりました
赤帽子山に行った後、なにやかやと野暮用もあったりで、散策ぐらいしか出きてませんでした。
山仲間のRさんから「連休に土佐矢筈、梶ヶ森、塔丸のどこかに行きませんか?」というお誘いのラインが入ったのが9月11日のことでした。まだ日にちがあったので、比婆山方面もいいかなぁなんて考えたりしていたのですが、高速が安くならないらしいです。二人でのんびり塔丸に行くのもいいかなぁと思っていたら、香川の山仲間のKさんから14日は都合がつきますという連絡が入りました。男性のKさんが同行されるならエントツ山さんもお誘いしたら行かれるかもしれないと思い、お誘いラインを入れておきました。Kさんには木曽駒遠征のお話を伺いたいし、エントツ山さんには百名山踏破のお話をお聞きしたかったのです。
結局、エントツ山さんから前日の9月13日朝に、参加されるという返信をいただきました。電話でお話しした時に、塔の丸から名頃へ下るルートも一度下ってみたいと話していたのですが、なんとエントツ山さんが名頃の駐車場に前泊して車をデポして下さるというのです。なんでも名頃の駐車場は三嶺が人気なので、最近は混んでいるのだそう。で、登山口の夫婦池には電動アシストのチャリで来て下さるそうですが、見ノ越までは結構な距離だし、何よりかなりの登り坂だったと思います。いくら何でも気の毒なので、私たちも早く行って車のデポをしますよと言ったのですが、結局、エントツ山さんのご厚意に甘えさせていただくことに・・・
私たち3人は貞光の7時集合となりました。
↑塔の丸山頂から名頃へと下る途中で見かけたウメバチソウです。
まとまって咲いている花は見ごたえがありました。
さて、貞光に到着したらRさんの車に乗り合わせて、Kさん、Rさん、私の3人で夫婦池へと向かいます。
夫婦池近くの車道沿いの駐車場までやってきたら、エントツ山さんの姿が見えました。
なんでも5時半に名頃を出発されて6時半には夫婦池についてらしたそうです。ずいぶんお待たせいたしました。
山靴に履き替えたりして、夫婦池を出発したのが8時半丁度でした。
この日のコースタイムは精々6時間程度なので、下山も遅くはならないでしょう。
この日は塔の丸登山口辺りにも数組の登山者がいました。
最近は山ブームなのか、普段はそれほど人が多くない山だと思うのですが、まずまずの人が登るようです。
登山口から登ったところで、エントツ山さんは稜線を歩かれるそうで、それをKさんに説明しています。
登山道は稜線から30mほど下を並行してトラバースしているのです。
歩きだして間もなく、カニのツメみたいなキノコ発見。
Kさんがキノコ好きなので、この日はキノコも力を入れて探します。
サンコタケというキノコだそうで腐敗臭で虫を呼ぶキノコだそうで、黒いのは虫だったようです。
後続の若い女の子たち3人も興味津々でスマホ撮影していました。
塔の丸は2015年に単独で秋に来たことがあり、無雪期はそれ以来なので,道もうろ覚えです。
2015年の記録はこちら。
2022年の雪の時期に登った記録はこちら。
笹原に出るまでトラバースしたことはうっすらと覚えていました。
しばらく歩くと、ちょっとザレ場っぽいところもトラバースします。
9時3分、トラバースの登山道と稜線が合流する場所で、エントツ山さんが待ってくださっていました。
稜線を歩いたほうが早いようですね。
その後は塔の丸らしい笹原歩きに突入します。
これこれ、こんな風景を期待してたんですよね。
登山道沿いには少しですが、シコクフウロも咲いています。
ちょっとピンクっぽいツルリンドウも見っけ。
ツルリンドウは里山からちょっとした高山まで四国の山には多いです。
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