懐かしい奥大日と雄山へ、その13、生ビールが最高、2日は雄山に登ることに
1日の夜は、3人とも同じ雷鳥沢ヒュッテに宿泊です。Hさんは残念ながら同室ではなかったものの、同じく4階の斜め向かいの部屋で近くて助かりました。
私たちの同室の女性二人は東京や神奈川から来られた姉妹の方たちで、私たちとほぼ同年齢の方で話も合ってよかったです。関東から来られる方たちは扇沢からトロリーバスで室堂に来られるんですね。まだ帰られてなくて心配しましたが、その日は7時出発で立山から劔御前小屋迄縦走されたそうで、午後4時ごろ帰られてかなりお疲れのようでした。立山は陰がないし、人も多いので無理もないと思います。
この日のお楽しみは何と言っても温泉に浸かった後のビールでした。
↑絶景を眺めながら至福のひと時です。
山小屋で、食事中以外で生ビールが飲めるなんてねぇ。
Rさんが撮影してくれました。
美味しかったです・・・・
私たちの向かい側には大阪からこの日来られたというご夫婦が座ってらして、明日は大日小屋に向かうのだそうです。とはいえ、そのまま称名の滝に下られるのではなく、大日小屋に泊まった翌日は、再び室堂に引き返してこられるとか。称名の滝への下りが厳しいので、下りの苦手な奥様には無理だろうとのことです。私は大昔に称名の滝から合宿初日に大荷物を担いで登ったのがめちゃくちゃ苦しくて、大いにばてたのは覚えてますが、下りも大変なんですね。
↑この日も早めに夕食を頂きました。
さすがに夕食時はアルコールはもう控えました。
でも、この素晴らしい眺めを見ながらの夕食はゴージャスですね。
この日の夕方は前日とは違い、雲がまったくなかったので日没時のショータイムがありませんでした。
星空も前夜ほど素晴らしくはなく、夕焼けや星空を見られるのは運任せということもあるようですね。
食後に翌2日の行動予定を3人で打ち合わせました。
できれば雄山まで行きたいけど、バスターミナルにはお昼ぐらいまでには下山しておきたいこと、そのためには撮影は極力我慢して、一ノ越への到着時刻をみてから雄山に登るかどうか判断しましょうということになりました。出発は5時と決めます。
2日朝は3時半に目覚めました。4時には起きだして、パッキングなど始めます。
荷物はかなり減りましたが、ゴミも出ているので、どうしても入らない空のペットボトル1つと軽いゴミをRさんのザックに入れてもらいました。おかげでザック一つに荷物がまとまって助かりました。登りは一ノ越で要らないものはザックから出してデポしておくつもりです。
↑5時5分に雷鳥沢ヒュッテを出発します。
室堂までの登り返しがきつくて、私にとってはこの日一番の登りでした。
道沿いに、ハクサンシャクナゲ。
見あげると、雄山はもう夜が明けてますね。
室堂からも剱岳が見えるとは・・・・
初日に通った道ではなく、みくりが池の横を通って、室堂山荘方面に向かいます。
↑相変わらず、ずいぶん高いところに見える劔御前小屋。
前方に浄土山と室堂山荘。
花の撮影は控えるつもりでしたが、イワオウギの群生があったので、ちょっと撮影タイム。
↑バスターミナル辺りはすでに日が当たってます。
室堂山荘を通過するときに、一瞬の日の出を拝みます。
ここからは一ノ越へと向かう道です。
ポールが立っている辺りからが登山道らしいです。
一ノ越山荘がすぐ上に見えてるのですが、これが何気に遠いです。
20数年前に末っ子を連れて、ドライブできた時に、これならすぐに登れそうと思った道ですね。
山復帰しなければと思ったのは、この景色を眺めた時でした。
登山道に咲いているヒメクワガタ。
まだ暗いので、帰りにちゃんと撮影しましょう。
この辺りも、石畳の遊歩道みたいですが、傾斜があります。
日が当たる前で涼しくて良かった・・・・
Hさんがこの辺にミネズオウが咲いてるらしいけどというので、探しますが、ツガザクラばかり?
ミネズオウって久しく見てなかったので、忘れそうでしたが・・・
↑自分の過去ブログから探してきたミネズオウ
黒部五郎岳に行った時に撮影してました。
お天気に恵まれ、素晴しい山行になりましたね。
しかもお花の最盛期でしたので、これ以上の好条件はなかったことでしょう。
立山は室堂までバスの便があり、しかもホテル級の山小屋が揃っています。
このような条件の山は、日本では数少ないですね。国立公園内ですので、今後もそうそう増えていかないと思います。
雷鳥沢をベースキャンプにすると、結構広い範囲が楽しめますね。
私は日帰りでしか行ってないので、次回は是非とも泊まりで出かけたいと思いました。
投稿: shu | 2024年8月15日 (木) 00:15
shuさん、こんばんは。
この山行ではこれ以上ないというぐらい、天候に恵まれました。
奥大日に行った日など、コースタイムの倍以上の時間がかかっていて、
山歩きするものとしてはちょっと恥ずかしいぐらいでしたが、こんな日は
めったにないので、思いっきり楽しみましたよ。
山から帰ってくると温泉に入れて生ビール迄飲めるなんて、贅沢な話ですよね。
そのせいか、泊まられている方は中高年の方や女性たちが多かったようです。
ここなら、一人でも来れるかなぁと思いました。
さらに、欲を出して、雷鳥沢のテン場にテントを張ってみたいとも思いました。
テント泊の荷物でも、室堂のバスターミナルから1時間、しかも下りの多い道ですから
何とか歩けると思いました。
朝夕も素晴らしいですから、shuさんもぜひ泊りがけで行かれてみてください。
投稿: keitann | 2024年8月15日 (木) 23:04