猿田峠~玉取山~大カツラを周回する、その4、林道へ下り大カツラを見学

書き忘れましたが、1274mピークからの下りの途中で、ザックが2つデポしてあるのを見かけました。山仕事の人のザック?とも思いましたが、思い切り山登りの人用のザックだし、、なんでここにデポ?と思っていたら、少したってから御夫婦とすれ違いました。なんでも、玉取山を先にピストンしてから、この後、大森山や佐々連尾山に行かれるそうです。皆さん、ガッツありますね。やはり将来的にこの県境を歩こうという考えなんでしょうね。まさか、このルートで人に会うとは予想してなかったので、ちょっとびっくりでした。

が、玉取山山頂はもちろん貸し切り。のんびりとおにぎりを食べます。さて、その後をどうするか?ですが、雰囲気の良いブナ尾根なのでピストンしても良いのですが、私のyamapの地図には山頂から少し歩いたところから林道へ下る道が示されてました。

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林道へ下ると、大カツラも見ることができそうです。

なので、林道へ下ってみることにしました。ただ、林道への下り道の分岐は前回歩いた時もなにの目印もなかったと思います。とりあえず、玉取山から少し西へ進んで、西尾根に乗る感じですね。

11時40分、下山開始です。

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山頂にある存在感のあるブナ。枝ぶりがすごい。

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4月末にもミツバツツジが綺麗でしたが、まだ咲き残っていました。

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Rさんがシベの数を数えてくれて10本。やはりトサノミツバツツジ見たいです。

その後、地図を見ながら、尾根へと下る道を辿りますが、やはりテープも何も皆無です。

尾根は目視でわかるので、尾根を目指してともかく歩きます。

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11時59分、尾根に乗ったとたんに咲いていたタニギキョウ。

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またまた群生で咲いていました。

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12時14分、林道が見えてきました。

ここまでの尾根道はところどころ赤テープもあるし、下るのに困るような急勾配という感じもなかったです。

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12時19分、林道に降り立ちました。

後は林道を東に向かって歩くだけ。

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12時38分、前回、玉取山に取りついた登山口を通過しました。

登山口と言っても赤テープがあるだけです。

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大カツラは前回、車を駐車した地点からわずか70mほど東にありました。

こんなに7近いなら、前回も立ち寄ればよかった。あの時は縦走できるかどうか、みんな、そっちの方に必死になっていて、余裕がなかったですね。

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林道歩きの途中で、ヤブデマリも見られて良かったです。

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これはホオの木の花。

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ようやく大森山が見えてきました。

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猿田峠でのんびりしていたら、なんと玉取山から大荷物を背負って下ってくる男性が・・・

これから、佐々連尾辺りでテント泊だそうです。

いいなぁ・・・

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私たちは猿田峠からはトンネルへと下ります。

ツボスミレがまだ咲いていました。

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14時12分、トンネルの駐車場が見えてきましたが、なんと朝よりも車が増えている・

朝は4台だったのに・・・・

しかも私たちが着いた時にも車が一台入ってきて、若い女性が、仕事帰りなんですと言って登っていかれました。

仕事帰りに、ちょこっと登る山なんですね、大森山って・・・・

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帰りの道中ではウツギを撮影しました。

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そして、ヒメフウロ大群生。

去年,西条で見ましたがヒメフウロって、車道沿いに大群生する花なんですね。

ログをつなぐのがメイン目的でしたが、実際に行って見ると素晴らしいブナ尾根を歩けて、ずいぶんお得な山歩きとなりました。

コメント

こんにちは。大カツラは興味深いですね。樹齢はどのくらいなのでしょうね。先日、高尾山を歩いていて山道に小さいバナナの房ような緑色のものがたくさん落ちていてしばらく悩みました。見上げてもたくさんの高木が枝を広げてどこから落ちてきたのか良くわかりません。しばらく考えてやっとカツラの若い果実だと気付きました。熟さずに早々に落ちてしまったようです。

多摩NTの住人様、こんばんは。

ここのところいろいろと忙しくしていて、お返事が大変遅れまして申し訳ないです。。
大カツラは近くに説明書きがありましたが、撮影してませんでした。
ネットで調べると、樹齢800年以上だそうです。樹高は38m。
笑っちゃうほど大きかったです。

カツラの果実・・・・見たことがないと思います。我が家のシダレカツラを良く観察
しなければ・・・・・植物の世界は奥が深いですね。

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