因島の山歩きと総領のセツブンソウ、その3、馬神山への道中で除虫菊を見る

白滝山はどうやら島山百選に選ばれているらしいですが、登山口にもどこにもそのことは記されてなかったようです。そして、今から登る因島の2座目は少し離れたところにある馬神山という標高100m程度の低山らしいです。

Aさんの車で登山口の近くまで移動しました。

路肩の広い場所に駐車して、今度はザックも何も持たず、ストックと小さいショルダーバッグと、カメラのみ持ちます。

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↑車を停めた辺りに説明板がありました。

この馬神山は江戸時代初期までは島だったそうです。

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↑アスファルトの道路を登っていきます。

今季、いったい何度見たかしれないほどよく見た梅の花が咲いています。

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ウメと晩かん類と手前にエンドウの花。

いかにも暖かい島ならではの光景ですね。

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高台を歩いているので、下の港からフェリーが出航する様子が見えました。

少し歩いたところで何やら白い花が咲いている畑のようなものが見えました。

これが除虫菊でした。

因島フラワーパークの周囲にもこれと同じ葉を見ましたが私はてっきりラベンダーの葉だと思い込んでましたが、因島は除虫菊で有名なようです。

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灰緑色の葉と真っ白なマーガレットみたいな花は、まるで園芸種でそのまま花壇に植えていてもおかしくないような花です。

花期は5月だそうですが、それが2月にも咲くのですね。

今までいろいろな花を見てきましたが、これは初見でした。

除虫菊は香川の庄内半島や志々島でも栽培されていたそうですが、今では見たこともなかったです。

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↑除虫菊の説明がありました。

江戸時代から栽培されていたのかと思ったら、そうではなく明治時代からだそうです。

乾燥した砂地が栽培に適したのでしょうか。

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除虫菊の畑から、5分ほど歩いていくと、今度は↑の看板がありました。

ここ馬神山は村上水軍の城があったそうです。

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↑9時52分、馬神山の登山口に着きました。

車道から、今度は山肌をどんどん登っていくと・・・・

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7分ほどで、祠のある場所に出ました。

ここはもうほぼ山頂ですね。

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↑山頂はさらに北に少し登ったところにあるようです。

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ここまでしか行けないという端っこに村上水軍の旗?が立ってましたが、うちの一本がうまく立ってないので、Aさんが早速直し始めました。

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Aさんのおかげで綺麗に風にはためく村上水軍の赤い旗。

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山頂標識は木につけてありました。

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その下にあった三角点で記念撮影です。

結局、因島の三角点を二つ踏むことができました。

私としては、初めて見られた除虫菊が嬉しかったです。

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帰り道は重井港を眺めながら歩いていると、下にひときわ目を引く古民家が見えてきました。

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ズームしてみました。

虫籠窓というのでしょうか。漆喰塗りの重厚な造りです。

除虫菊で財を成した家なんだろうか?などと勝手に想像してしまいました。

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車まで帰ってきてログを切ろうとしたら、ログがうまく撮れてなかったのに気づきました。

↑同行されてたKさんがログをラインで送ってくださったので、それをアップします。

Aさんの下調べのおかげで、10時半までには要領よく因島の2座をgetすることができました。

さて、今度こそは本命の総領に向かい、セツブンソウ散策となります。

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