久し振りに粟島の山に登る、その5、最後は阿島山に登る
三角点から下ってきた時間帯は、思いがけず青空も出て気温も上がって、いい時でした。
この日のお昼はカップ塩ラーメンです。
↑ラーメンができるのを待っていたら、地元のおじいさんがバイクでやってきました。
頭にはヘルメットはなく毛糸の帽子。粟島には交番がないので、掴まる心配はないんですね。
話好きのおじいさんは、しばらく話し込んでいかれました。
私たちが阿島山に登るというと「道はないで」とおじいさん。
地元の方はもう阿島山には登ってないということでしょうね。私は一度登ってるから大丈夫ですというと、阿島の西側の道が崩れていて通れないと教えてくれました。
以前は一周できましたが、東側しか歩けないということですね。
↑防波堤の上から海を眺めると、フグが泳いでいました。
向こうに見える島は高見島で、あの山に最初に登ったのはもう15年も前のことになります。
13時に、阿島山目指して出発しました。
防波堤沿いでも行けそうでしたが、一応、道を歩きました。
道から見えたヤギ。
草抜きする手間を省くために飼ってるのかな?
向こうに志々島が見えてきましたが、ここで阿島の方に向かいます。
13時10分、阿島への取りつきです。
頂上へは11番からとあります。
阿島の周囲には33観音様が祀られていて、その11番札所から登れということのようです。
2015年12月に一人で思い立って阿島山に登った時の記録はこちら
あれからもう9年経ったということなんですね。
直ぐにダンチクのトンネルがあって、それをくぐって進みます。
確か、去年の男木島にもありました。
本来の道は、歩く人がいないからか、落ち葉がものすごく積もっていて足を取られて歩きにくいので、一段上の山を歩きました。
13時18分、分岐があって、ここが一番札所です。
私たちはいつも時計回りで進みますが、西側は道が崩れているので、反時計回りでは歩けません。
表情豊かな観音様
二番札所は紀三井寺で、これは西国三十三ケ所なのかな?
13時40分、六番札所です。
それまでにも、無理して登れなくはなさそうでしたが・・・・
13時43分、六番札所からほんの少し歩いたところに、登れそうな斜面が見えました。
結局、9年前に単独で登った時もここを登ったようでした。
登り口に赤テープがちらっと見えます。
竹やぶさえなければこっちのもの・・・・
斜面もそれほど勾配がきつくないし・・・・
しばらく登ると、尾根に乗りました。あとは尾根を緩やかに山頂へと歩くだけで、ヤブもほとんどありません。
13時59分、阿島山山頂に到着です。
これで二度目ですね。
少し後に、Rさんも到着されました。
二人で記念撮影です。
〇米さんの点標もありました。
問題は下りですが、来た道を下ってもいいのですが、正規の道??である十一番へと下ってみることにしました。時間もたっぷりありますし、
以前来た時は時間との競争でした。
北の方角へ下ってみると、テープがいっぱいで、間違い様がありません。
以前はテープなんてなかったと思いますが・・・
ヤブムラサキの実がまだ残ってました。さすが島・・・・
なだらかな斜面で、その前の三角点からの下りとは大違い・・・
14時18分、十一番観音に下ってきました。
9年前に来た時は、テープもなく、どんどん下りすぎて、あわや海のすぐ上まで下ってきて登り返したとありました。
後はのんびりと、ヤマコウバシを見たりしながら周回している道を歩きます。
分岐の傍まで来ると、ササが道の真ん中から出てきて、これはヤブになるのも時間の問題ですね。
西側の道をちらっと見てみたら、そちらは荒れているようでした。
14時52分、元の車道迄帰ってきました。
阿島山登山は1時間40分ほどかかかったということですね。
↑阿島山登山のログです。
これでこの日のミッションは終了です。あとはのんびり歩きましょう。
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