丸亀市の最北に位置する手島の三角点3つをget,その3、何とか石棺にもたどり着いた
これで第一の目的はクリアできました。
この尾形山が手島ではいちばん高くて、標高217mです。あとの三角点は標高100m台です。
8時半に目的の3分の一を達成したので、気分爽快です。汗もかいたので、ここでちょっと休憩を取りました。
軽くおやつを食べながら、次の三角点へのルートを考えます。
その前に↑まずは三角点を囲んで記念撮影です。
↑高越三角点というのは石棺のちょっと上にあるらしいです。
石棺は手嶋の見どころの一つでもあるので、まずは石棺を見てから三角点ピークへの登り方を考えるとしますか。その石棺への道ですが、私は最初、尾形山から北西へ尾根が伸びているので、これを下るのも一つの手だと考えました。するとRさんが、石棺へ行く道がどうやらあるらしいと言います。yamapの記録を見ると、なるほどトラバース見たいな感じで、石棺まで行ってる方がいるようです。その道というのは、もしかしたら最初に歩いてきた神社の裏手から西へと延びていた道かも知れないね、それじゃそこまで下りましょうということになりました。
登ってきた急斜面を下ります。
最初の10分ほどが急斜面なのですべらないように気を付けて下ります。
下山開始は8時50分。
10分ほど下ると、傾斜がやや緩やかになってきます。
あとは歩いてきたトラバース道にうまく合流するように下りました。
8時56分、道まで下ってきました。
これが西に伸びている道です。
明らかに道ですよね。
道沿いにはマンリョウが生えていて、赤い実をつけてます。
道沿いには大きなウバメガシやカシの木がうっそうと茂っています。
9時12分、お地蔵さまが出てきました。
手島には八十八か所ヶあるようで、これもそのひとつかもしれません。
そしてこの道はそれを辿る道なのかも・・・
ほぼ平坦な道で、歩きやすいです。
少し行くと、道がかなりえぐれたところが出てきたので、私は上に上がりました。
↑Rさんはそのままえぐれた道を歩いています。
落ち葉が暑く積もった道で、フカフカの道は膝に優しいです。
ウバメガシの木陰から、日向へと出ていくようです。
9時27分、木に矢印が着けられていました。
これは石棺への方角を表しているんでしょうか。
そしてこのすぐ下にはロープが着けられた道があって、その道は海岸へと下っているようです。
どうやら、私たちみたいに山登りをせずに、港から直接石棺へと向かう人はその道を歩くようですね。そういう人たちのための矢印のようです。
その辺りに、赤い実をつけた低木がいっぱい生えていました。
アリドオシかな?と思いながら見ていたのですが、帰宅して確認したところやはりアリドオシでした。
香川の山や岡山の山などではツルアリドオシの方がよく見かけると思いました。
その前に登った広島の山では見なかったと思うのですが、島によって植生が少しずつ違うのが面白いです。
9時32分、またまたお地蔵さまが出てきました。
どういう場所にお地蔵さまが祀られているのかがよくわかりません。
道ははっきりとした良い道です。
もっとも、島の見どころの一つとして石棺が挙げられているので、それに至る道ぐらいは整備してないとまずいですよね。
あと20分という道標が出てきました。
足の速い人と遅い人では同じ時間でもねぇ・・・・
相変わらず,カシの木が道沿いにあります。
どうやら海は50mぐらい下のようです。
石棺という案内板が出てきました。16番というのは見どころの番号?
9時41分、「あと10分」という道標あり。
9時44分、お地蔵さまが一体・・・・
この後、鞍部にかけては道が下っていきました。
鞍部は海岸から標高5mとか10mなので、下っていくわけですね。
帰りの登り返しが気になります。
向こう側から人がやってくると思ったら、稲荷神社でもお会いした単独男性の方でした。山登りではなく、見どころを回られているようです。「石棺、ありましたか?」とお尋ねすると「ありましたよ、頑張ってください」とエールを頂きました。
9時48分、いよいよ鞍部迄下ってきました。
ここは北側の海岸と南側の海岸の間が100mほどしかありません。くびれているのです。
正面の木に矢印が見えました。石棺にはどうやら南側に行くようです。
ロープの張られた道があって、それを辿っていくと
↑9時52分、石棺に到着しました。
説明はないけど、紀元5世紀とか6世紀ごろでしょうか?
辺りは木を少し伐採してあって、日当たりもよく、見晴らしも良いです。
この日初めて、見晴らしの良い場所にやってきたので、ここで大休止するとしましょう。
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