新春第二弾の歩きは金比羅山周辺を周回する、その2、二座目の立石山は登りやすい山です
竜王山山頂から立石山へ向けて下ろうとしたのですが、どちらへ向かって下ったらいいのか、最初とまどいました。
そもそも立石山というのが竜王山のどちら側にあるのかさえ、あまりわかってなかったのです。道は一つしかないはずですが、どこでも下れそうな感じの木々がまばらに生えている山頂でした。
踏み跡らしきのがあったので、それを辿ると、それが正解だったようです。
↑赤テープが多少ありますが、明白な道という感じではありませんでした。
どこでも下れる状態です。
その後が急下りでした。
↑下りが苦手なRさんは「ロープが欲しい」と叫んでいます。
そのうち、植林になってきて、少しは下りもましになってきました。
↑立派なアベマキの木。
里山の木です。
下ること18分、9時33分に立石山との間の鞍部まで下ってきました。
登山道と四国のみちがここで交差しているようです。
私たちが下ってきた道とは別のトラバース道のような道が見えていて、それは竜王山の展望休憩所に行く道のようです。竜王山に登る前の道標にもそう書いてあるのがありました。
でも、それを歩くと山頂が踏めないのです。
道標の正面に回ってみると、ここを南に行くと財田駅、北に歩くと金刀比羅宮とあります。
南北に通じている道ですね。
そして、ここが先ほどの道標にあった「竹ノ尾越」という峠のようです。
昔の琴平から財田へ抜ける道のようです。
竹ノ尾越をはさんで今から登る立石山への道が見えていますが、とりあえずは緩やかな斜面です。
最初は植林帯を歩くようです。
歩き始めてすぐに、ちょっと気になる幼木がありました。
もしかしたらヤブニッケイ?
シロダモと似ているのですが、実がないので、葉だけではよくわかりません。
↑葉はこんな感じ。
帰宅して調べると 葉脈の感じからヤブニッケイでした。
↑シロダモはよく見かけますが、葉脈が違いますね。
その後の登りでもヤブコウジを見かけました。
香川の里山には多いです。
嬉しいことに緩やかな登りが続きます。
見覚えのある札。
あけぼの山岳会が整備されたのかな?
道の真ん中に大きなカゴノキがありました。
葉を写したいのですが、大きすぎて高い場所にあり過ぎます。
この登りはアベマキやコナラの樹高20mほどもある大木が多く、なかなか見事でした。
落ち葉の道を踏みしめて登ってくるRさん。
コルク質の発達したアベマキです。
やがて、石が見られるようになってきました。
これはオンツツジかな?
金比羅さん辺りでもオンツツジは見かけますから・・・
山頂直下までやってくると、アオキの木が見られるようになり、実が実っていました。
この日の天気は雨は降らないけど・・・・というような予報でしたが、それでも青空が綺麗です。
10時21分、立石山山頂に到着しました。
↓立石山周辺のログをアップしておきます。
立石山と竜王山の位置関係がイマイチわからなかったのは、地図上に立石山という山名の表記がないということもありました。標高433mとだけ記されています。
Rさんの話では、もう少し進んだところに、展望の良い場所があるので、そちらでお昼休憩にしましょうということです。
では、展望所に行くとしましょう。
ところが、展望所まではいったん下るのですが、それがまた激下りで滑りそうでした。
見上げると、青空にノグルミの黒っぽい実が冬らしい印象です。
そして、ここにもアオキの実が派手についていました。
アオキって薄暗い場所に生えているような印象がありましたが、こんな日当たりのいい場所に生えるものなんですね。
鞍部へと下ってくるRさんの周囲はツル植物でひどいことになってます。
実際、鞍部周辺はイバラなどもあって、とても通過できないので迂回する場面もありました。
最後に少し登っていくと・・・
10時31分、立石山の展望所に到着しました。
なるほど絶景ですね。
標高は先ほどの山頂より、ちょっとだけ低いようです。
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