12月初めの高知散策、その1、ムラサキセンブリ

先ほどの記事で書いたように、11月の香川のムラサキセンブリ探しはたったの1株という結果に終わりました。

これでは到底満足できないので、今年も12月2日にムラサキセンブリ散策に出かけることになりました。

いつもの山仲間、Rさんは勿論ですが、膝を傷めているPさんも一緒に歩ける山を考えたので、同行していただけることになりました。

久し振りの3人揃っての散策で、おまけに高知の山仲間のAさんもお付き合いして下さることになりました。

ムラサキセンブリは今年は二か所で見てきました。

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↑最初に立ち寄った場所で咲いていたムラサキセンブリです。

ここの花は花弁が短めで可愛い花という印象でした。

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高知に着いた朝の8時は2℃と冷え込みましたが、お日様が登るとあっという間に気温が上がりました。

高知は12月でも陽射しがきついです。

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↑10時半には別の場所のムラサキセンブリを眺めました。

暖かいので、画像の何枚かにアブやハチが写りこんでいます。

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風景と一緒に撮影するムラサキセンブリ。

山肌の緑がバックになって爽やかです。

山肌の緑と言えば、高知は落葉樹が山には少なく、冬場に訪れても山が青々としていて、紅葉している木は少ないです。香川は瀬戸内側で、低山にはアベマキやコナラ、クヌギなどが多く、冬場は黄色く黄葉しますので、高知に来るといつも違和感を覚えます。

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ムラサキセンブリと同じく蛇紋岩地に咲くヤナギノギクも、今年は割合見ごろなので、ツーショットを見られました。

どちらも花は紫色で、茎は濃い紫色です。

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上これはハチでしょうかね。

12月初めとは思えない光景です。

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四弁や六弁の花もあちこちで見られました。

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今回は七弁まで見られましたよ。

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↑草に負けずにいっぱい咲いています。

香川では小さいのがたった1株しか見られなかったので、これで溜飲が下がりました。

コメント

色々な山登られていますね。
高地の山は12月とは思えない光景ですね。
ムラサキセンブリやヤナギノギク、初めてみました。
美しいですね。
この花を求めて山に登る気持ち、分かるわ~
四国以外でも見られるところがあるのかしら?

keitannさん、山友達たくさんいらっしゃるんですね。
山で山友達と偶然にお会いすることがあるようですが、びっくりです。
皆さん、山好き、花好きなんですね。
偶然と言っても、必然的に出会うのでしょうね。

keiさん、こんばんは。


今年は比較的充実の山行ができましたよ。
それもこれも山仲間のおかげです。
特に冬の山は、私はノーマル車でノーマルタイヤなので、里山ぐらいしか行けないのですが
山仲間の方が四駆でスタッドレスなので、雪の山にも連れて行ってもらっています。
ムラサキセンブリやヤナギノギクは寒いところでは見かけないようです。
私が知っているのは愛知県に蛇紋岩地があって、そこが北限ではないかと思います。
早池峰山も蛇紋岩地ですが、ムラサキセンブリが咲くという話は聞いたことがないです。

四国の山は本州の山ほど登る人が多くないので、花の追っかけをして登っていると、
同好の方たちによくお会いします。
先週末に登った雪の山でも、以前、石鎚山系の滝を見に行った時にお会いした方に会いました。
皆さん、ネットや掲示板などを通じてなんとなく知っている方なので、お会いすると話が弾みますよ。

そうなんです、ある意味,必然的に会っているのかもしれませんね。

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