12月初めの高知散策、その2、ヤナギノギク、オドリコソウ、トサトウヒレンなど

蛇紋岩地に晩秋に咲くもう一つの花は、ヤナギノギクです。

珍しさから言ったら、ムラサキセンブリは香川でも何とか見られますが、ヤナギノギクは絶対に見られないので、こちらの方が珍しいです。

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例年だと、花期がムラサキセンブリより早いので、ヤナギノギクは終盤の花が多いですが、今年は異例の暖かさだったからか、まだ綺麗な花が見られました。

茎は細くて貧相ですが、花は茎に似合わないほど大きくて、綺麗と言えば綺麗です。

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細くてつんつん伸びた茎には、これまた貧相な葉がついています。

花だけ見るとヤマジノギクとそう変わりません。ヤマジノギクの変種という位置づけです。

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↑同じく蛇紋岩地特有のトサミズキも見られましたが、花の時期にはほとんど来ることがないですね。

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↑蛇紋岩地の花というわけではないですが、ヤクシソウもまだ花盛りでした。

で、驚いたのは・・・・

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オドリコソウが咲いていたことです。

オドリコソウは香川の島などでも1月には見たことがあるのですが、さすがに12月に見たのは初めてでした。

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それも1株ではなく、2~3株が咲いていました。

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かと思えば、ナンバンハコベの果実が実っていて、中には・・・・

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↑まだ花が咲いている株もありました。

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トサトウヒレンの花も咲いていて、これは秋の花ですよね。

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かと思えば、ウシハコベの花が咲いているという具合。

つまり、秋の花と春の花が、同時にあちこちで見られたのでした。

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↑もちろん、この季節らしい花・・・・ヤマラッキョウも綺麗に咲いていました。

それではお次は、ちょっとした山歩きに行くとしましょう。

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