初めての西熊山にマイナールートで登る、その1、何度も作業道を横切りながら登る
大森山の紅葉の下見は、実は夏前にラインが繋がった山仲間のTさんが下見に行かれて情報を頂いたのでした。
大ブナの駄場に念願かなって行くことが出来た翌週は文化の日を絡めた三連休でしたが、その前にTさんから、そろそろ西熊山に行きますか?という連絡を頂きました。確か、四国カルストにTさんと御一緒した時に、行きの車中で西熊山北尾根を案内してほしいとお願いしてあったのです。実は私は西熊山にはまだ登ったことがなくて、この尾根を使うと、時間的に楽に西熊に行けると思ったのでした。
三連休の天気は初日の11月3日がいちばん良さそうなので、3日に行くことに決まりました。いつもの山仲間のRさんももちろん大喜びです。前もっての打ち合わせでは三嶺北尾根→三嶺→西熊山→西熊山北尾根を歩くか西熊山北尾根→西熊山→三嶺→三嶺北尾根と歩くか、どちらがいいか考えておいてくださいとTさんに言われました。そういわれても、どっちがいいんでしょうね??
集合時間はTさんに無理を言って、財田の道の駅に5時半集合にしていただきました。私たちは歩くのお遅いので、遅い出発だと、日が暮れてからの下山なんてことになりかねませんから・・・
そんな訳で、当日11月3日は久々の4時20分起きでした。
↑11月3日に登った三嶺から、西を眺めた様子です。今まで三嶺には5度ほど登っています。いちばん最初は名頃から(一番ポピュラーです)次いで白髪山方面から2度、癒しの温泉からも登っていますが、北西尾根から登ったのはこれが初めてでした。
当日の11月3日は朝5時半に財田の道の駅に集合しました。
この日はTさんが車出しまでしてくださって、おかげさまで細いところがある祖谷の道もすいすいと車を走らせていただき、菅生の癒しの温泉菅生のまで1時間半ほどで行けました。
三嶺北西尾根の取りつきは癒しの温泉から西山林道を10分ほど走ったところでしょうか。
↑癒しの温泉からしばらく走ったら、Tさんが車を停めました。
そこが北西尾根の駐車場所のようです。
時刻は7時20分ぐらいかな。
道は普通車でも特に問題なさそうでした。
↑車から降りると、私はまず、林道沿いに咲いていたヤクシソウを撮影しました。
道沿いに準備を済まされたTさんが立っています。
どうやらあのあたりから取りつくようです、。
↓この日のyamapのデータです。
↑距離のわりに時間がかかっているのは、ちゃんとした道ではないところを登ったり下ったりしているからでしょうね。
数分登っただけで、眼下にTさんの車が見えてきました。
この辺りの山域は赤テープはあまりなくて、代わりに木の株の上に石が置いてあるのが赤テープ代わりのようでした。
10分も登ると、伐採された木々の枝や葉が捨ててあるところに差し掛かりました。
↑歩きにくいと言ったらありません。
↑一つ目の作業道を横切って、再び斜面に取りつきます。
木の切り株の横に、可憐なシロヨメナの花。
この山域は花はほぼ見かけないので、何でもいいから花を見ると撮影したくなります。
↑これは里山の木であるソヨゴです。
登り始めの標高はすでに1100mもあるので、この辺りは1200近いと思うのですが、意外と高い場所にも生えるんですね。
↑この斜面は結構な急登です。
地図を見ると最初の150mは等高線が混んでいます。
↑これは二つ目の作業道に出たところでしょうか。
全部で7つか8つの作業道を超えるようです。
3つ目に作業道を超えたところにあった、石。
昔の道標代わりなんでしょうか?初めて見ました。
Tさんは「こういうの時々見ませんか?」と仰いますが、私はあまり見たことはなかったです。
全部で7つか8つの作業道を横切りましたが、最後は東の方に向かって歩きました。
↑ここが最後の作業道らしいので、ここで休憩を取っていただきました。
時刻は8時28分なので、かれこれ1時間半ほど歩きました。
朝日がすでに昇っているので、朝日に照らされた紅葉を見に行きました。
15分ほど休憩したでしょうか。
まだまだ登るので、水分補給は勿論ですが、エネルギー補給もしておきました。
見上げると、植林の上の方に自然林が見えてきました。
私たちの東側にサルの群れがいますが、ここのサルは逃げていくようです。
そして、勾配がだんだんきつくなってきました。
↑道はないので、それぞれが自分の登りやすい場所を登っていきます。
綺麗な自然林ですね。
向こうの方からちょうど朝日も登ってきました。
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