孫と登った鷲ノ山
最近、いろいろと忙しくて、記録がまた遅れがちになっています。
半月前のことになりますが、10月4日は高松郊外に住む娘のところの下の孫と一緒に、里山に登ってきました。
前日に娘から電話があり、下の孫のクラスの欠席者が多くて学級閉鎖になったそうです。まだ小2なので、娘が仕事に行っている間、一人で留守番させるのも心配なのでみに来てほしいと頼まれました。
9時ごろに娘宅に着き、最初は宿題などみていたのですが、天気も良かったので、近くの里山に連れて行くことにしました。娘宅の周辺は標高300m~400mの里山があちこちにあって手軽に登れます。
いろいろ考えて、今まで私が2度登っている鷲ノ山に行くことにしました。
↑2010年に猪尻山から眺めた鷲ノ山です。
この時に鷲ノ山の名前を初めて知り、2014年12月に初めて登ったのでした。
今回は駐車場所は橘ノ丘総合運動公園にしましたので、登山口にしようと考えている鷲峯寺まで1キロほどの車道歩きがあります。散歩がてらに孫とのんびり歩き始めました。
↑歩き始めは11時35分ぐらいです。
まずは、公園に隣接している池の横を歩きますが、ヒシが繁茂していて、白いサギがヒシの上に乗っかっています。最近、こんな光景を時々目にします。
ヒシの花が咲いていると思って撮影したのですが、モニターを確認したらガガブタの花でした。
ガガブタは香川でも準絶滅危惧種となっているようで、たまたまなのですが、珍しい花が見られて良かったです。
↑因みにヒシの花はこちらです。
↑古いお屋敷風の家の前には白花ヒガンバナが植えてありました。
↑これもそのお屋敷の前に咲いていたヒレタゴボウ。
今年はまだ撮影していなかったので、ちょうどよいところで見られました。
通りすがりに見かけたあぜ道には味わいのあるお地蔵様。
良いお顔をされています。
このお地蔵様のすぐ横だけ、木が生えた場所が田んぼの真ん中に残されていて、古墳か塚なのだろうかと思いました。
↑ようやく鷲峯寺の参道へと差し掛かりました。
時刻はもう12時16分です。
↑お腹が空いていたら山には登れないので、お寺の境内の中でお昼ご飯にしました。
お墓が見えているけど、気にしない気にしない・・・
向こうに見えている山は堂山と六ツ目山ですね。
お昼は娘が私の分と孫の分をお弁当箱に作ってくれていたので、それを持参して食べました。
娘に作ってもらったお弁当を食べるなんて、やはり娘を生んでおくといいことがありますね。
お昼ご飯が終わって、再び歩き始めたら、孫が塀のところでカタツムリを見つけました。
生き物が大好きな孫なので、捕まえようとしましたが、今から山に登るのでそのままにしておくようにと言い聞かせます。
お寺の石段を登り、上にあった本堂でお参りを済ませました。
記憶があいまいですが、確か本堂の裏手から登ったような記憶があります。
途中からコンクリートの道が未舗装の道に変わるのですが、まるでイノシシが掘り返したような道です。
途中からミニ八十八か所になりました。
北峰と南峰の間の鞍部に着いたら、喉が渇いたというので、早くも休憩です。
この日はかなり気温高めの日でした。
その後は緩やかな登り坂を南へと登っていきます。
花はほとんど咲いてなくて、これはクサギの果実。
坂が少しきつくなってきました。
孫娘はドングリの綺麗なのを見つけては拾いながら登ってきます。
↑こういうロープ場は好きみたいです。
花らしい花は唯一これだけで、ハギの花。
13時53分、第二ピークに到着しました。
ほんとは後100mほど行ったところにあるのが山頂ですが、今日はここまでとします。
↑祠がある第二ピークです。
ここから石舟に下る道があるのです。
2017年に山仲間たちと下ったことがあります。
ちょっと急な下り道だった記憶があって、少し心配でしたが、下の孫は身が軽く喜んで下ります。
途中で見かけたナツハゼの実。
もっと黒くならないと食べられませんね。
14時52分に、車道へと下ってきたのはいいのですが、ふと見ると、私のトレッキングパンツにも孫のジャージーにも引っ付き虫がいっぱい・・・
↑どうやらアレチヌスビトハギの果実らしいです。
この果実は果実の全面にくっるきやすい毛か何かがあるようで、協力に貼りついていて、取るのに10分ほどかかりました。
至る所で、最近、目にするようになったアレチヌスビトハギですが、果実のものすごいくっつきように、その繁殖力の秘密を見たような気がしました。
3時間ほどの孫との山歩きでしたが、良い気晴らしになりました。
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