初めての峨蔵越~小箱越~ハネズル山へ、その2、道が以前より荒れている
以前、この登山口に来たのは春のことで、アケボノツツジ目当てで二ツ岳に登りに来たのでした。
その時は道も綺麗で、古くから瀬戸内側と別子側を結んでいた古道というだけあって、歩きやすくていい道だと思ったものでした。
↑今回は登山口の鉄の階段の上に木が覆いかぶさっていて、しょっぱなから荒れている印象を受けました。
↑登山口にアケボノソウのロゼット。
アケボノソウは二年草なので、今咲いてないということは、これは来年の秋に咲く株です。
アケボノソウの撮影をしたら、9時43分に鉄の階段を登って山歩きがスタートです。
覆いかぶさった木の枝の中にはノイバラもあって、服に引っかかって困りました。
↑階段を登ると、こんな感じです。
最初は植林帯の中の歩きですが、ここをジグザグと登ると・・・
すぐに自然林らしきのが見えてきます。
2度目とは言っても8年も前のことなので、まるで初めてみたいな感じです。
最初は山肌の東側をトラバースしていきます。
で、峨蔵越まで、稜線はほとんど歩きません。昔の道なので、なるべくアップダウンが少ないようにつけられているようで、ほぼトラバースの道ばかりです。
↑植林の中を通っているトラバース道です。
テンナンショウの赤い果実だけはシカも食べないので、あちこちに残っています。
↑時折、木が倒れていたりで、道が荒れた部分がありました。
以前はこういうところはなく、よく整備された道でしたが、林道が通行止めで歩く人が少なくなったのもあるでしょうね。
途中、地図には小箱越への破線の道が記載されてましたが、今は踏み跡もないようです。
木々の感じもちょっと荒れた感じを受けました。
途中、一か所で小さな白い花が咲いていて、スズコウジュかな?と思いました。
次いで、崩落地みたいな場所を通りがかった時はジンジソウが少し固まって咲いていました。
雨の時は水が流れる場所なので、ジンジソウはこういうところが好きですね。
その中の大きめの株を撮影しました。
その後も、トラバース道は、ほとんどアップダウンのない道が続きます。
ツルシキミの赤い実ももう目立ってますね。
下にさ我が見えてきて、感じの良い沢です。
確か、8年前にはこんな感じのところで、ニリンソウを撮影したような気がするよね、とRさんと話しましたが、細かい場所は二人ともあまり覚えていませんでした、
林道沿いには群生していたアキチョウジなのに、登山道沿いにはこんな貧弱な株が1株見られただけでした。
↑水が流れていない沢のような場所を通過します。
シコクチャルメルソウの葉っぱが見えています。
石がごろごろしているし、ちょっと通過しにくい場所もあります。
前回はこんなことはなかったと思うので、この8年の間に石が落ちてきたようです。
通過し難い沢を通過したら、まるでご褒美みたいにアサマリンドウが咲いてくれていました。
花は小さめですが、可愛い・・・・
今度は、ロープ場があって、ロープを伝って岩場を通過するようです。
こんなところも、8年前にはなかったような気がするのですが・・・
後ろから歩いてくるRさん
このロープ場も通過後にご褒美みたいにアサマリンドウが咲いていて、嬉しくなりました。
アサマリンドウはこれで連続4週、山で見ています。
↑ようやく、道の荒れた感じがなくなってきました。
↑雰囲気の良い道ですね。
↑どうやら、向こうに見えるのが鞍部になっているので峨蔵越のようですね。
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