アサマリンドウ花盛りの伊予富士と瓶ヶ森林道花散策、その1、林道登山口から登る
今年の9月は雨がほとんど降りませんでした。
そのおかげで週末は順調に山歩きができていますが、毎年、秋には一度は行く瓶ヶ森林道の花散策に行っていませんでした。山仲間の方にお尋ねしたら、今年は花の開花が遅れているそうなので、まだ間に合うでしょうとのこと。ならば、このチャンスを逃がしては見たい花が終わってしまいます。
9月16日の土曜日は天気もまずまずのようなので、花散策とついでに軽い山登りがいいかなと考えました。
山仲間のRさんにラインしたら「林道登山口からの伊予富士はどうですか?」との返信が来ました。そういえば5年前にもPさんと林道登山口から伊予富士に登っていました。楽に登れるし、あのコースはアサマリンドウがたくさんあった筈です。今回の山歩きはアサマリンドウも目的でした。
↑思った通り、登山道沿いはアサマリンドウが花盛りで、どの花もみな可愛くて、かなりゆっくりの歩きとなりました。
この日、9月16日は丸亀某所に6時集合とし、私の車で伊予西条を目指します。
途中の高速からは気温が高めのためか、展望はさほどよくなかったですが、それでも西条で立ち寄ったコンビニからは石鎚の姿がちゃんと見えました。
三連休初日とあって、瓶ヶ森林道は車が多いかと思いましたが、この日は車よりもバイクが多かったです。
ちょっと久しぶりの瓶ヶ森林道では、やっぱり花がたくさん咲いていて、何度か車を停めました。
↑この日の登山口は林道沿いの伊予富士登山口です。
登山口には8時40分ぐらいの到着だったでしょうか。
すでに先客の方が3台ほど駐車されてましたが、私たちの駐車スペースも残っていました。
↑下山時の駐車場の様子です。
この駐車場は5台ほど駐車でき、いっぱいの時は少し離れた路肩の広い場所にも駐車できます。
↑真っ青な空に白いのはブナかな?
あの上はもう稜線なのです。
ここからはごく短時間で稜線に登ることができます。
それもそのはず、ここですでに標高1500mありました。
登山口周辺はキンミズヒキがいっぱい。
続いて、ミヤマヒキオコシが咲いていました。
7月29日の石鎚山行ではまだあまり咲いてなかったミヤマヒキオコシです。
↑8時55分、登山口を出発しました。
少し登ると小さな沢があって、ちょっとした渡渉です。
Rさんはずいぶん久しぶりと見え、こんな沢があったかなぁ?と言ってます。
岩の上で小さなホソバノヤマハハコが咲いていました。
沢を渡ると早くもアサマリンドウの姿が見えます。
5年前は紅葉目的だったので、アサマリンドウは終盤でしたが、今回は時期的にばっちりのはず。
↑少し崩落しかかった場所にはロープが張られていて、5年前と同じでした。
谷側に身を乗り出すように咲いているアサマリンドウ。
↑タカネオトギリとツーショットで咲いているアサマリンドウ。
アサマリンドウのオンパレードです。
↑東赤石みたいにちょっとやばくなりかけたハリバンがあり、Rさんが慎重に渡っています。
目の前にシコクシラベの果実がいきなり見えてびっくり。
今年はこの果実を何度も見ましたが、目の前で見たのは初めてでした。
↑真上を向いて咲いているアサマリンドウ。
ストライプ模様が爽やか~
2輪で咲いているアサマリンドウ・・・
私はアサマリンドウが大好きなので、どうしても画像が多くなってしまうことをお許しください。
普通のリンドウより色も爽やかなブルーで何とも言えません。
少し歩いただけで行く手に気がし黒森が見えてきました。
この日は伊予富士へ行く前に先に東黒森に登る予定です。
横から見ると、花冠の上の方が少しふっくらしているフォルムも好きです。
稜線に出た時に振り返ったら、後ろから二人の方が来られているのが見えました。
後からお話したら、神戸から来られたご夫婦でした。
稜線に出た場所が縦走路になっていますが、ここには道標も何も立っていません。
私たちは、稜線を北に巻いている東黒森への道を歩いていきました。
ご夫婦連れの方たちは伊予富士へと行かれるようです。
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