アサマリンドウ花盛りの伊予富士と瓶ヶ森林道花散策、その2、東黒森山頂で話が弾みました
東黒森への縦走路は分岐からしばらくは稜線の北側を巻いていますが、またすぐに稜線の南側へと出てきます。
北側は樹林ですが、南側は笹原になっています。
↑再び、稜線の南側に出てきたら、振り返って伊予富士を眺めます。
山頂付近は小さなコブがぼこぼこしていて、とても富士には見えませんが、山麓のどこかから眺める姿が富士に似ているので伊予富士と名付けられたと聞いています。
分岐までよりはアサマリンドウの株数が減りましたが、それでも、笹の中で健気に咲いていました。
東黒森の山頂が近くなったので、ズームしてみると、どなたかがいらっしゃるようです。
東黒森は5年ぶりで、登り道の様子を忘れてしまってましたが、西黒森みたいな山頂直下の急登がありません。
山の形を見ても、西黒森よりなだらかですものね。
稜線沿いにヤマシグレの木が出てきて、果実が実り始めていました。
葉も少し紅葉を始めています。
続いてフウリンウメモドキの可愛い実が出てきました。
お次は黄葉しているドウダンの木。
これはいち早く紅葉しますね。
最後の登りを登ってくるRさん。
アサマリンドウが2輪、可愛く咲いています。
タカネオトギリも遅くまで咲いてるんですね。
10時1分、東黒森山頂に到着です。
歩き始めてわずか1時間ほどですから、お手軽歩きですね。
山頂には二人の男性がいらっしゃいました。それぞれ別の単独男性の方です。
一人は靴を脱いで靴下まで脱いで、靴下の水を絞ってらっしゃるので、沢にでも落ちたかと思いました。
ところが、そうではなくて早朝に寒風茶屋から登り始めたところササの朝露がすごくて、すっかり靴の仲間で濡れたとのこと。
聞くと、遠く福井から来られているそうです。
石鎚山系や剣山系は100名山や200名山もあるので、遠方から登りに来られている方も多いです。
私もこの時はまだ白山から帰って間がなかったので、白山の話で盛り上がりました。
↑スマホで撮った石鎚方面
スマホはワイド画面に設定しているので、展望画像などはカメラよりもぱっと見綺麗に取れますね。
山頂でRさんに記念に一枚撮影してもらいました。
気持ちいいので、いつまでもいたいところですが、花散策があるので10時33分、今度は伊予富士へと向かいます。
↑東黒森山頂直下で咲いていたアサマリンドウです。
来た道を引き返しますが、帰りは順光なのでススキと伊予富士を撮影してみました。
帰り道で眺めたナナカマドの果実。
黒い実はイシヅチミズキの果実です。
帰り道でも年配の男性ばかりの5名ほどのグループの方たちとすれ違いました。
この辺りはマイナーな道ですが、歩く方もいらっしゃるものですね。
10時44分、分岐迄帰ってきました。
下っている道は登山口への道です。
私たちはここから真っすぐ縦走路を伊予富士へと歩きます
さすがに伊予富士への縦走路はササが邪魔になることもなく、メインの縦走路なので歩きやすいです。
東黒森への道よりも伊予富士への道の方がアサマリンドウも多かったです。
道は稜線の南側を巻いていて、大きなアップダウンもなく、歩きやすい道です。
振り返ると、先ほどまでいた東黒森・・・・
綺麗なホソバノヤマハハコが咲いています。
アキノキリンソウも固まって咲いています。
真下に登山口の駐車場が見えてきて、私の車も見えています。
伊予富士方面をアサマリンドウを画像に入れて撮ってみました。
先ほどから伊予富士の上だけに大きな雲が居座っていて、伊予富士周辺だけは雲の影になってますね。
登りが涼しくていいかもね、などと話しながら登っていきます。
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