14年ぶりに登る女体山、その6、下山後は門前のお店でうどんとかき氷で〆、そしてカリガネソウ

祠がある場所の北側にちょっとした岩尾根が伸びていて、展望が良さそうなので見に行って見ました。

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↑気温が高く、まだ夏のような気候だったので、景色は霞んでいますが、瀬戸内海や小豆島などが良く見えていました。

1694342810_2↑Rさんが撮影して下さいました。

絶好の展望台です。

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祠の近くにはセンボンヤリが閉鎖花の花芽を上げていました。

センボンヤリの秋の花は閉鎖花です。

涼しい風が吹き抜ける中、おにぎりも食べたので、後回しにしていた山頂に向かいます。

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山頂もやっぱりママコナが多いです。

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女体山山頂には13時23分に着きました。

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山頂からは「大窪寺」方面へと下りました。

前回来た時は、ここから矢筈山に向かったと思います。

今回は暑いので矢筈山はパスします。

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山頂すぐ下にツルリンドウが咲いていました。

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これはムラサキシメジみたいです。

食用になりますが採取はしませんでした。

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↑またまた車道が出てきました。

前回来た時は同行のTさんが、女体山の下りの登山道は膝にこたえるからと言って車道を下ったと書いてありました。

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車道沿いに咲いているヤマハギの花。

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真っ赤なキノコはタマゴタケのようです。

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↑よく踏み固められた土の道。

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↑里山に多いナツハゼも黒い実をつけていました。

下り道は確かに、結構な急坂で膝の痛い人には確かに負担でしょうね。

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しばらく下っても、まだシコクママコナがあちこちに咲いていました。

ママコナの山ですね。

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これはアクシバの果実かな?

香川の山ではアクシバはあまり見かけないと思います。

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展望所と書かれた場所があって、行って見ると確かに眼下に車道が見えています。

ちょっと高い山があって、あそこが県境の山々かな?と一瞬思いました。

画・…後で調べてみると、大窪寺の南側にある県境は日開谷川の川沿いにあって、車道のすぐ向こうにちょっと低い山が見えていますが、その南側に日開谷川があるようです。

なので見えている高い山は徳島の山ということになります。

でも県境歩きの途中で、矢筈山や女体山を眺めた記憶があって、調べてみたら3月25日に撮影していました。

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↑県境歩きの途中で眺めた女体山方面です。3月25日撮影。

こうやって、あちこちから眺めると香川の山がよくわかります。

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再び登山道に戻り下り始めたら、道沿いにウラジロノキがありこの木の果実はまだ緑色をしていました。

この後、下から登ってくるご夫婦連れの方にお会いしました。

大窪寺まで来て、ついでに登ってみようという雰囲気でしたが、「どのぐらいかかりますか?」と尋ねられたので「まだまだありますよ」とだけ答えました。

この日は暑かったし、女体山まではかなりの急登なので、途中で引き返されたかもしれません。

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登山道にも手すりが出てきたので、お寺も近そうな感じです。

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↑14時20分、大窪寺の境内まで下ってきました。

山頂からほぼ1時間かかったことになります。

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最後は、14年ぶりの大窪寺にお参りしました。

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14年前はイチョウの黄葉が見事でしたが、今回は石段のモミジが枝の先の方だけうっすらと染まっていました。

それでも一瞬、秋らしさを感じて嬉しかったです。

さて、下山してのお楽しみは門前のうどん屋さんのおうどんです。

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↑大窪寺に来ると、必ずこのお店でうどんをいただきます。

お店の前の大きなバケツには手作りのコンニャクが入っていて、コンニャクもこのお店の名物です。

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↑私たちは欲張って、うどんとかき氷を注文しました。

私はおろしうどんを・・・

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↑かき氷はミルク金時を注文しました。

暑いうどんと冷たいかき氷で変な組み合わせでしたが、両方で1000円ちょっととリーズナブルです。

これで帰りのコンビニは立ち寄らずに済みます。(^^;)

下山したらすぐにうどんが待っている讃岐の里山歩きは最高ですね。

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駐車場へと帰る道すがらに見上げた女体山です。

岩山なので信仰の山という雰囲気です。

↓この日歩いたコース近くにはカリガネソウが咲くということで、Rさんに教えていただきました。

古くからの香川の山歩き仲間の方が探し出してくれた自生地だそうで、私も10年ほど前から聞いてはいたのですが、今回初めて見ることができました。

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カリガネソウは全体に独特の匂いがあって、花仲間の間では臭い花ということで有名です。

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今年はカリガネソウが自生している山にも行ったのですが、もう見られなくなっていてがっかりしたので、ここで見ることができて良かったです。

他にも平野部とそう変わらない植生からだんだん標高を上げて行って、山の花らしい花を楽しむことができて、香川の山も花散策という面ではなかなか素晴らしいと見直したことでした。

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